現在のマイダーツ

さてダーツ集中連載その3は自分の持っているダーツについてちょっと解説。
以前にも紹介していますので、今回はそれ以降買ったダーツをご紹介。
ちなみに以前紹介したダーツのうち、

上から2番目のHarrows ASSASSINはちょっとギャルっぽくなって妻のダーツになりました。

3番目のHarrows TUNGSTEN180Rは同僚にあげてしまいました。


TIGA Mitsubachi

で、あたらしく仲間入りしたダーツは、TIGAのMitsubachiというダーツ。

TIGAは株式会社エムジーエムというカリスマダーツブランドSamuraiのダーツをリリースしている会社が展開しているブランドで、9darts.jpによれば、

「サムライ/samurai」を手がけた日本トップクラスのバレルデザイナーがデザインし、ダーツの本場イギリスにて製造している。
「デザインコンセプト」「モデルコンセプト」に優れ、そのパッケージング、ネーミングのよさから、女性からの高い支持をうけている。
バレル製作においても、オリジナルの「ポジティブシャークエッジ」を開発。バレルが指から離れる瞬間に、最高の手離れ感をユーザーに感じさせ、ますます人気が高まっている。

との評価です。
MONSTERと同じく英国・TARGET社のOEMで作っているブランドですね。


僕の買ったMitsubachiは夏に新製品としてリリースされたモデル(TIGAは夏冬の2回ニューバレルを発表するようです)。
重さはセット重量で公称19g、最大外径7.1mm、全長40mmです。
しかし重さについては、バレル1本で17.5gあるので、セット重量は限りなく20gに近いです。

今まで使っていたGROOVEIGHTのR.I.Pがセット重量公称18g(バレル16.5gでセット19g)、最大外径6.5mm、全長43mmですから、1g重く、0.6mm太く、3mm短くなっています。
R.I.Pとの最大の違いはその形状。

今までHarrows Tungsuten180、R.I.Pとストレートバレルを使ってきましたが、Mitsubachiはトルピード型といわれる前重心モデル。
加えて、このバレルは、見てもらえば分かるように重心位置よりも前にグルーブがない。

僕は始めてしばらくしてから、バレルの前をもって投げるタイプだったのだけど、最近ダーツの飛びが悪いのが気になっていました。そこで重心グリップに取り組んでみようと思っていました。

ただ、R.I.Pだとどうしても慣れているし楽なので前をもってしまうので、そうであれば、強制的に重心グリップせざるを得ないモデルをと思い、moA吉祥寺店に伺って試投させてもらいました。
比較モデルは同じTIGAのトルピードシリーズ「Silbird」とmoAダーツオリジナル「ホワイトライン」比較の結果Mitsubachiが非常にしっくりきたので、多少予算オーバーだったのですがお買い上げ。8800円也。


標準のセットだとこんな感じでノーブルなデザイン。
ただし、このセットナイロンにしてはシャフトからフライトが抜けにくいのと、ティップがかなりイイ!!
ティップはリップポイント級に長く。US ATOMICよりも折れにくく、曲がりにくさはUS ATOMIC並という感じで、かなり優秀です。


現在は単品販売していませんが、TIGAのオフィシャルページによれば2008年1月より単品販売を開始するようですね。
青があるってのもポイント高いです。


バレルの重量バランスを見ると完全センターのR.I.Pに比べて、前重心なのがよくわかります。


バレルの穴の深さも、前重心を強調した作りです。


セットした重心だと、シャークカットのど真ん中に重心がやってくるわけ。


僕の標準のセット、USアトミック、インビトの染めシャフトでセットしましたが、標準のセットも使いやすいので、使っていたんですが、シャフトが折れてしまいました。

シャークカットは初めてですが、グリップした感じはそれほどどぎつくない感じ。
R.I.Pのスパイラルもかなり深めの刻みだったのでそんなに違和感ありません。
バレル後部の「ニューポジティブシャークエッジ」は、バレル外径-凸部-凹部という順番でだんだん間隔が長くなる4連のカット。シャークというほどきつくかかりはしません。
しかし、3フィンガーで人差し指をつままずに添わせるグリップの人はこのエッジがかなり効くと思います。
ぼくはそうなので、中指できちんとガイドしてあげるとかなりまっすぐターゲットに飛んで行ってくれます。けっこういい感じです。

お勧めですよ、TIGA