ザ・家本ショー

さすが家本、さすが鹿島。
10人vs10人になった時にはそう思ってました。

しかし、天下の家本は鹿島の思惑なんて軽くぶっちぎった異次元にいたのですね。
今日の試合のキーワードは2つの2度蹴りPK。

ゼロックススーパーカップが今年のJを占う一戦なんだとしたら、春から心が暗くならざるを得ない。
「今年は審判が主役の年だ」と。

前半12、17分に鹿島・岩政に警告で退場。
しかし前半33、38分に広島・李に警告で退場。
この2人、J1開幕戦は出場停止。

李の2枚目は鹿島の左サイドが、警告を取りに行ったプレーでさすがだけど、まんまと出すのはやはり家本クオリティ。
前半に5枚のイエロー、2枚のレッドを出し、すでに試合がコントロールできなくなっています。
今年もこいつがJで笛を吹くと思うと暗澹たる気持ちになりますが、J1担当なのでうちの試合では吹かないのでひと安心。

ところで、、、
今年のJ2の要注意は昨年最終戦九州ダービーで大暴れした井上知大、ご存じ池田直寛、大西弘幸という2大巨頭、北村央春、牧野明久ってところでしょうか?
東城がいないのはグッドニュースですが、岡部拓人、山内宏志と2人の新人さんがいるのには要注意ですね。

さて前半は10vs10で終了。いや最後まで残っている人数で戦う、そんなゲームでは、ありませんでした。0-0で終了です。

後半続けざまに鹿島が得点し2-0とリードした後半10分から久保のくそったれが登場。うちで1年休んで広島で活躍しやがったらただじゃおかない、できれば広島でも1年休んでろ、と思わず願う。
…いや、むちゃくちゃ調子よさそうなんだけど…。
と愕然としつつ、そりゃ7か月うちで、奥ともどもアゴアシ付きでゆ〜っくり休んで、英気を養ってからだから身体も動くよな、と思わず毒づく。
臼井以来久々の横浜にとっての敵役が誕生したなぁ…。

で、その久保は家本から、解説も「ファールはない」と言わしめるた、与えられるはずのないPKを引き出し自ら決めて1得点。一度けり直しを命ぜられるものの、同じところにけりこんで得点。不愉快だなぁ。
さらに寿人が久保がおとりになったクロスに頭で飛びこんで決めて同点。

1年でJ1に戻る予定の横浜ですが、やはり広島との試合は怖い…。
で試合はPK戦なんですが、曽ヶ端が先に相手のPKを止めたけど、曽ヶ端が前に動いたとしてけり直し。さっきのPKとバランス取ろうなんてことは家本の辞書には書いてない。

結局はJ2チーム初のゼロックススーパーカップ制覇という違業を、家本主審のアシストで広島が成し遂げたのでした。

試合中に鹿島にイエロー4枚レッド1枚、広島にイエロー5枚、レッド1枚を提示し、試合終了後には判定に不満を示した曽ヶ端、中後に警告、さらに大岩にレッドカードと、鹿島は開幕戦CBのレギュラーが2人とも出場停止という、ある意味花試合とは思えないとんでもない展開で後味は最悪なままこのクソ試合は終了。


この試合、久保さえいなければ全力で広島を応援できたんですが、計らずも彼が出てきてからは鹿島を応援していた自分が恐ろしいです。


てか普通に考えて、リーグ戦開幕前から家本再研修だろ普通。