ソニー・ロリンズ日本最終公演@東京国際フォーラムC

tatsumine2008-05-19

5月12日から1週間で、南相馬東京国際フォーラムA〜大阪フェスティバルホールと続いた、ソニー・ロリンズ日本公演の最終公演に行ってきました。

アンコールも含めて9曲は、あらかじめスタッフが聴かされてたよりも1曲多い椀飯振舞でした。
第1部3曲、第2部4曲、アンコール2曲。

ヨタヨタとおぼつかない足取りで現われたソニー。さすがに疲れているのかなと心配にもなりましたが、1曲目「Sonny, Please」のイントロを吹き始めると全然違うオーラが!
1コードの曲でのアドリブの応酬は迫力がありました。ただ、ギターのボビー・ブルームはちょっとコード進行ミスっていたような気もします。
2曲目「Serenade」は、サビの終りの部分でのロリンズとトロンボーンのクリフトン・アンダーソンとの掛け合いが良かったですね。
3曲目「In A Sentimental Mood」はムーディなイメージで吹きあげました。
4曲目「They Say It's Wonderful」はまたしてもアップテンポな曲で第一部をしめました。
そしてロリンズ自らの「キューケイデス!」という言葉で第1部終了。ここまでで1時間10分です。がんばるなぁ。


15分ほど休憩している間にTシャツをゲットして、第2部に備えます。
第2部最初の5曲目は「Someday I'll Find You」をしっとりと。
そしてみんなやっぱり大好きな「St. Thomas」を6曲目に、カリプソっぽくこなした後は、7曲目に「As Long As There's Music」これを朗々と吹きあげて一度袖に引っ込みますが、カーテンコールにすぐさま応えて、小品をいっちょやった後に最後の9曲目は「Half As Much」。

途中からはすっかりロデオスタイルでステップを切るロリンズのとりこになりました。

最後は前まで出てきて
「マタアイマショウ!」と手を振っておしまい。
日本最終公演、参加者のみんなと幸せな時間を共有できたと思います。
まさにフォーラムCの一番後ろから、いいもん見れました。一生の宝です。