J2第25節 対ヴァンフォーレ甲府@ニッパツ三ツ沢

横浜 0(0-0)0 甲府

  • 19:03キックオフ ニッパツ三ツ沢球技場 入場者数:3634人
  • 警告
    • 甲府 池端(33分)、石原(84分)
  • 出場選手
    • 横浜 GK小山、DF中田洋(79分 八角)、八田、エリゼウ三浦淳、MF根占、山田、三浦知(84分 池元)、滝澤(82分 太田)、FWアンデルソン、難波。 <サブ>GK岩丸、MF小野
    • 甲府 GK桜井、DF杉山、池端、山本、輪湖、MF林、藤田、石原、FW大西(83分 久野)、前田(74分 羽地)、神崎(59分 宇留野)。 <サブ>GK阿部、MF美尾

放ったシュートは12対5。今日も圧倒的に優勢だった横浜FC
中でも今日はヨースケがかなりよかったです。
水戸戦以来、草津戦でもことごとく狙われたヨースケのサイドも今日は安心して見ていられましたね。
安易にクリアに逃げず、ルーズボールもしっかりと身体を入れてマイボールにしていました。
凡ミスから招いたピンチは1回位なものでしたから、今日は今シーズン一番の出来だったと思います。
攻撃にも積極的に参加して、シュートまで持って行っていましたね。

藤田の調子が悪そうだった甲府は、最終ラインのバタバタが全体に伝播したか落ち着きのない攻撃で、草津同様にヤマタク、ねじの中盤の網にかかってことごとくボールを失っていました。
決定的なピンチは前半12分のクロスへの対応と、37分の藤田のFKをゴールされたものでしたが、これはオフサイドで助かりました。

圧倒的に攻める横浜ですが、甲府のGK桜井が大当たり。ビッグセーブを何度も連発して、横浜の得点はことごとく阻止されます。
4分のアンジのシュート、9分右サイドからのCKに飛び込んだなんちゃんのヘディング、34分のタッキーからDFとGKの間に富んだ難しいクロスと前半だけでもビッグセーブは3回。

それ以外にも横浜は、16分に左サイド・エリゼウからアンジに渡り、中に切り込んでシュート、22分に左サイドをタッキーとのコンビネーションでくずしたなんちゃんがチャンスを作り、最後はシュートのこぼれをねじがロングシュート、31分にも右サイドをナンちゃん駆け上がりクロス気味シュートを放つなど、2トップの積極性でチャンスを作り続けます。
しかし、このまま前半は終了。


後半、全選手が切れているだけになかなか選手交代のタイミングは難しいだろうと思っていましたが、やはり都並監督はなかなか動けず、しかし後半も横浜ペースで続きます。
なんちゃんは後半もキレキレで、4分には絶対無理目の大きなフィードに追いつき丁寧なクロスを上げます。これはファーで待っていたヨースケのトラップ大きクシュートまで持ち込めませんでした。
6分にはカズのノールックヒールをアンジがワンタッチで中へしぼったカズへ、カズが前のなんちゃんへパス、しあkしシュートは惜しくも枠を外れました。
10分にはまたも絶好機。左サイドクロスをカズが1フェイント入れてDFをかわしてハーフボレーを放ちます。しかし、これは枠上へ。
15分には左サイドからのFKにしっかりとなんちゃんが反応シュート放つもこれはGKクリア、こぼれをアンジがシュートもGKキャッチ。後半も甲府GK・桜井が立ちはだかりました。

後半も30分を過ぎるとさすがにみんな疲れが見えてきて、34分がんばったヨースケががんばりすぎて足をつったところで、八角を入れてねじを右サイドバックに移し、さらに37分にタッキーからコースケ、39分にカズからイケと矢継ぎ早に交代。
ヨースケが足をつらなければイケをもう少し早めに投入できていたかな、とは思いますが、これは仕方ありませんね。

終盤は、うちのアタッカーをファールでしか倒せなくなった甲府DF。FKのチャンスは続きましたが、最後はロスタイムのゴール前のFKがホントにわずかに左へ外れて結局今日もスコアレスドローで終了。


スコアは同じ0-0でしたが、横国ではなく三ツ沢で選手と一緒に戦えたことと、そして選手たちの動きもさらに良くなってきたことを確認できたので、今日は惜しみなく拍手を送りました。
次は1週間にわたる九州アウェイ2連戦です。鳥栖戦の後はクールダウン、OFFをはさんでそのまま福岡に移動して2部練習を含む福岡ミニキャンプを張るということで、この山場の2連戦でぜひ勝ち点6を持ち帰ってきてほしいものです。

さて、採点です。

  • 小山 5.5:甲府の鋭いシュートに一歩も動けないことが多かったのは非常に怖かった。
  • 中田洋 6.5:文句なく今年一番の出来でした。このプレーを毎試合続けてくれれば、きっとすばらしい右SBになれます。
  • 八田 6.5:安定感抜群の守備でした。不安は全く感じませんでした。
  • エリゼウ 5.5:守備面では不安定なプレーが多く、本人も納得していなかったようです。
  • 三浦淳 5.5:惜しいFKが多かったですが、守備面では不満が残ります。
  • 根占 6.5:右SBまでこなし、中央でヤマタクと万全の守備を見せてくれました。
  • 山田 6.5:今日も、ネジとのコンビは切れまくりでした。
  • 三浦知 6.0:ハーフボレーでのシュートは本当に惜しかった。フィニッシュの精度を上げてくれれば、1点は遠くないと思います。
  • 滝澤 6.0:スモールフィールドでのプレーが多い中、ダイナミックなプレーでアクセントをつけてくれました。
  • アンデルソン 6.0:今日は外を使う意識も高く、フィニッシュへの意欲もありました。
  • 難波 6.5:お疲れ気味だった日曜日から見事立ち直り、積極的なチェイスもすばらしかったです。あとは得点です。
  • 八角 6.0:途中交代で中盤の鍵をしっかりと引き継いでくれました。
  • 太田 6.0:前目の位置でのプレーでしたが、惜しい右足シュートがありました。
  • 池元 5.5:プレー時間が短すぎなのが悔やまれます。もっと見たいです。