J2第39節 対セレッソ大阪戦@国立競技場

横浜FCは、J1昇格戦線への生き残りをかけて必勝態勢のセレッソ大阪ニッパツ三ツ沢の芝養生期間のためホームゲームながら国立霞ヶ丘競技場で戦い、逆転を許す展開ながら辛くもFKで同点に追いついて引き分け。
スポンサー・TOMAS様のご協力で20,359人を集めたゲームでしたが、勝利で飾ることは出来ませんでした。

横浜FC 2(1-0)2 セレッソ大阪

  • 16:00キックオフ 国立霞ヶ丘競技場 入場者数:20,359人
  • 得点
  • 警告
    • 横浜 エリゼウ(16分)、中田洋(48分、89分)
    • 大阪 羽田(12分)、藤本(54分)
  • 退場
    • 横浜 中田洋(89分2警告)
  • 出場選手
    • 横浜 GK小山、DF中田洋、エリゼウ、吉本、三浦淳、MF小野(79分 八角)、根占、山田、滝澤、FWアンデルソン(83分 御給)、池元(61分 難波)。 <サブ>GK岩丸、DF吉田
    • 大阪 GK山本、DF柳沢(75分 平島)、前田、羽田、ジウトン、MF乾、藤本(78分 古橋)、ジェルマーノ、香川、FW小松、カイオ。 <サブ>GK相澤、DF江添、MF黒木

友人の結婚式のため今回も欠席です。
2-2のタイスコアとはいえ、シュート数は横浜6、セレッソ20。
拮抗した前半に比べ、後半は香川、乾がドリブルで中へ切れ込む展開に、バイタルエリアを支配され苦しい試合だったようです。
組織でゲームを支配されたとき頼みになるのは個人技。今回はそれを象徴するような試合だったようです。
前半37分のアツの得点はハーフウェイラインを越えた辺りから少し中に切れ込んだアツが鋭く左足を一閃して決めた無回転のスーパーミドル。


しかし後半は前述のように一方的に押し込まれ、22分、29分に小松に連続して2点を奪われてあっさり逆転を許してしまいます。
得点シーンを見ると、こーやんはどちらも反応はしているもののあっさりとゴールを割られており、膝の調子も完全でない中、やはり今の横浜にとってGKは鬼門と成りつつある印象です。
イワマールもセービング等ではこーやんよりも安定していても、出るたびに凡ミスで失点しているようでは試合になりませんから。


しかし、横浜はアンカーに八角を投入して4-3-3にシフトしており、その3分後に得た長めのFKをまたしてもアツのスーパーFK。ファーでエリゼウがさわるだけのゴールで2-2の同点。
後は両者シュートを打ち合う展開でしたが、最後タッキーのポストをたたいたシュートが決まっていれば、と悔やまれる試合でした。


この引き分けにより、横浜FCは数字上も3位以内が消滅して、来季もJ2で戦うことが決定しました。都並監督には残り試合でチームのベースを作って頂いて、潔く身を引いてもらいたいものだと思いました。
セレッソは、3位グループに勝ち点5差と、かなり苦しい展開となっています。