J2第38節 対水戸ホーリーホック戦@ニッパツ三ツ沢

横浜FCは上位をうかがう水戸とホーム三ツ沢で戦い、試合を優位に勧めながら終了直前にCKのカウンターから失点。このまま敗戦に終わるかと思いましたが、交代出場のユータが起死回生の同点ゴールを奪って1-1の引き分けに終わりました。

横浜 1(0-0)1 水戸

  • 18:03キックオフ ニッパツ三ツ沢球技場 入場者:2,648人
  • 得点
    • 横浜 中野(89分)
    • 水戸 荒田(89分)
  • 警告
    • 横浜 中野(82分)
    • 水戸 保崎(79分)
  • 出場選手
    • 横浜 GK大久保、DF田中、吉本、八田、吉田、MF鄭(89分 三浦淳)、八角、小野(87分 根占)、西田、FW安、池元(77分 中野)。 <サブ>GK小山、MF三浦知
    • 水戸 GK本間、DF下田(58分 吉原)、中村、鈴木、森、MF菊岡(89分 堀)、キム(45分 保崎)、村松、森村、FW荒田、高崎。 <サブ>GK原田、MF遠藤

土壇場で引き分けたもののこの試合の結果で数字上も3位以内の可能性がなくなり来季もJ2で戦うことが決定した横浜。
勝ち切れはしなかったものの、若い力で奪ったゴールと言うことで今後につながる引き分けだったと思います。

序盤から横浜は水戸に対して優位に試合を進めます。
4分タクオが相手FWの抜け出しに対して冷静に飛び出して事なきを得ると、23分にはヒョヨンのスルーパスに反応したイケが相手DFを背負ってシュートを放つもこれは枠の左へ。
続いて29分にはスローインからドリブルで中に切り込んだイケがまたもシュートを放つもこれはサイドネット。
36分には相手クリアを拾ったヒョヨンがミドルのグラウンダーを放つもこれも枠左と決めきれません。

後半頭から水戸が吉原を投入すると流れは水戸に。
22分その吉原に裏に抜けられて1vs1の局面を作られますが、これはシュートミス。
しかし44分、CKからのカウンターで左に展開されて、ハチが止めきれなかったクロスを中央でフリーの荒田に決められて、決定的な時間に先制されてしまいます。

携帯で速報を追いながら、これで万事休すか、と思っていましたが、今日の横浜は違いました。ホーム無敗を止めてなるものか、という気迫の表れか、ロスタイムを5分過ぎた95分、最終ラインからのロングボールを中央で剛が後ろに落とし、詰めていたユータが豪快にミドルシュート
これが決まってラストプレーで横浜が水戸に難とか追いつきました。

日刊スポーツに寄れば、「横浜FC中野心臓手術乗り越え1号/J2(ニッカン)」というユータ。5月に不整脈の手術を受けていたらしいですが、それを乗り越えての2年目でのうれしいJ初ゴール。

樋口監督の言うとおり「持っている」ユータ。
これからも横浜でゴールを量産して欲しいモノです。

さてこの後は水曜日に代替ゲームの栃木戦をアウェイで戦い、さらに日曜日にアウェイ平塚で神奈川ダービーとアウェイが続きます。
しっかりと2試合とも勝ち点を奪って、三ツ沢での因縁の大黒のバカを擁するベルディ〜戦を気持ちよく迎えたいモノですね。