社長blogから

横浜FCオフィシャルの横浜FCフロントブログ「これからの方向性」として小野寺社長の年頭所感が掲載されています。

全文を転載します。

これからの方向性

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
新年を迎えまして、これからの横浜FCの方向性につきまして自分の考えを述べさせていただきたいと思います。

方向性としましては、以下の3点を目指したいと思います。
1、市民クラブ
2、育成型クラブ
3、J1に定着するクラブ

1の市民クラブは横浜FCのファンサポーターの希望だと解釈しております。
今現在はLEOCグループが過半数の株式を所有しておりますが、不満を持っている方が多数いらっしゃるのもわかっております。
近い将来はやはり地元横浜の複数の企業が株式を所有してもらい、支えてもらうようにしたいと思います。
今すぐは難しいと思いますが景気が回復した時がチャンスだと思います。
チームがJ1で景気が回復した時に横浜の企業数社に持ってもらい、ファンサポーターが求める市民クラブとしたいと思います。

2の育成型クラブは、ユースからトップにあがる選手を毎年輩出出来ればと願うとともに、トップに上がれなくても立派な社会人になれるサポートが出来る育成部門を目指したいと思います。

3のJ1に定着するクラブについては、大都会の横浜ではやはりJ1に定着する事がクラブの経営の安定化につながり、マリノスとのダービー等を毎年行なうことで横浜のサッカーファンが増えると思います。
以上が自分が思うこれからの横浜FCの方向性です。

今年は、監督も代わり新しい選手がたくさん来て、そう簡単に昇格出来るとは思いませんが、監督、選手、スタッフに期待したいと思います。
また、昨年から自分のブログを見ていただきありがとうございました。
今年は、各役員がファンサポーター、スポンサーへ発信させていただきますのでどうぞよろしくお願い致します。

小野寺 裕司

こうやって社長自ら自らのお考えを公開して行くのは大変結構なことだと思いますし、できれば広報さんにももっとメルマガなどでこういう動きは移籍情報などのチーム情報とともに会員向けに流して欲しいものだと思います。

さてさて内容ですが、LEOCが過半数所有してしまっている株式は将来的には地元の複数企業にも持っていただいていただく意向とのこと。
これについてはサポーターたちは小野寺社長が危惧しているような「不満」ではなく漠然とした「不安」をいだいているのだ、と捉えていただけばいいと思います。
11年前の出来事はそう簡単に拭えるものではありませんよね。

またユースからの昇格については今年は1名のみの昇格でしたが、2〜3名の昇格が毎年叶えば素晴らしいと思います。磨見君は上がれないのかなぁ。期待していただけに、残念だなぁ。

J1昇格&定着については、樋口さんを引き止められなかった社長が言うか?と思わなくもありませんが、岸川体制は、しっかりと長い目で見てもらって、少しくらいの不振でも監督を見限らず、監督を支える形で補強などに手を貸してあげて欲しいと思います。

また、年初絶対無理だと思われた高木横浜の昇格の例もありますし、今年だって十分可能性はある,と思ってますよ。