J2第19節 対コンサドーレ札幌@札幌ドーム

横浜はアウェイ札幌ドームでコンサドーレ札幌と対戦。
試合序盤に数的有利となりさらに先制点を挙げて2-1の勝利を飾りました。

札幌 1(0-2)横浜FC

  • 16:04キックオフ 札幌ドーム 入場者数:26,875人
  • 得点
    • 横浜 西田(4分PK)、高地(34分)
    • 札幌 藤田(65分)
  • 警告
    • 横浜 西田(56分)、ホベルト(83分)
    • 札幌 西嶋(51分)、上里(55分)
  • 退場
    • 札幌 石川(2分)
  • 出場メンバー
    • 横浜 GKシュナイダー、DF柳沢(76分 田中)、金、早川、高地、MFホベルト八角、武岡、寺田、FWカイオ(90+1分 渡邉)、FW西田(70分 難波) [サブ]GK関、MF小野、FW三浦知
    • 札幌 GK高原、DF藤田、吉弘、石川(2分 退場)、西嶋、MF古田(HT 近藤)、芳賀、上里、内村(6分 高木)、FW宮澤、FWキリノ(86分 中山) [サブ]GK佐藤、MF砂川、MF 岡本、FW横野

BS1で生中継という一般の目に触れる最高の舞台で、恥ずかしいゲームは出来ないわけで、そういう意味では勝ったのは本当によかったですね。
ただし、後半はバタバタの展開で本当に苦しい勝ち星でした。

試合は1分過ぎたところで大きく動きました。
TVで見るとちょっと厳しすぎるかな、という判定。
相手カウンターを跳ね返した最終ラインからのロングボールに抜けだした剛をエリア内で倒したという判定でしたが、大勢は5分だったような気もします。
しかしその後が悪かった。PKを与えたプレーに対してはカードの提示はなかったのに、その後の猛抗議で何かを言ったのか、それとも合わせ技なのか、石川に対して一発レッド。
これで一気に横浜は優位に試合を進めることが出来ました。

PKは相手に反応されながらしっかりと剛が一番遠いところに決めて先制。
1人少なくなった札幌は中盤を下げて左サイドに高木を入れて4-4-1を敷いて、引いて守ってきました。
前半は耐えて守って、キリノへロングボールという単調な攻撃で、1点とってちょっと緩んだ横浜DFでも跳ね返せる程度。1人多いだけとは思えないような「楽な」展開となりました。
札幌は中盤が下がっているので、ホベルトが自由に回せる状態。
そこで武岡、寺田が自由に仕掛けられる展開が続きました。
34分には、高地が相手のボールを奪ってすぐさま左から中へドリブルで入り込みながら、冷静に左のアウトサイドにかけてファインゴール!2-0とします。

欲をいえばここから前半のうちにもう1点欲しかった。
この後ホベからの展開をカイオが落として剛がシュートもGKがファインセーブ。
直後の剛のヘッドも高原正面と決めきれませんでした。
ここで1点入らなかったことで、後半の札幌の猛攻を招いたのかな、と。

後半札幌は近藤を前線に入れて3-4-2に。5バック気味の3バックとしながら、徹底的にサイドを衝いてきました。
これは効きましたね。
横浜は防戦一方に…。
後半20分に不用意に左サイドからアーリークロスを入れられ、それを藤田に決められて1点差に。

さらに札幌はゴンを入れて攻勢に出ますが、最後横浜はナベを入れてまで守りぬき前半戦折り返しを勝利で飾りました。
横浜は特にハヤが最終ラインで体を張って守りきってくれました。
ポカが確実にトガより少ない分、ユジンとハヤの組み合わせが一番安心してみていられるんだけどなぁ。

これで横浜はホベルト加入以降負けなしの3勝2分けで勝ち点差で3位の千葉と9点差の10位で折り返し。
7勝2分け9敗まで星を戻し、得失点差も-1まで持ち直しました。

後半戦は、来週土曜のアウェイ栃木戦からのスタートです。しっかりと勝って三ツ沢に戻ってきてほしいですね。