J2第15節 対東京ヴェルディ@ニッパツ三ツ沢

tatsumine2011-06-04

先週のホーム熊本戦を雨でパスしたので3週間ぶりの観戦となった今日の試合。
横浜は先月5試合を1分4敗と全くいいところなく、先週も雨はさることながら、「今の横浜の試合を見に行っても仕方ない」と思ってしまったのが大きな理由。

しかしながら、ミスの連続でも決して外さなかった飯尾、攻撃力はありながら、裏を取られ続けてきた宮崎、攻撃の起点となるファビ、高地を外すというアグレッシブな選手起用が予想されたこの試合は、なんとなく見に行かないといけないかな、と。

スタメンは、エルゴラの予想通り。
GK関、DF井手口、朴、中野、野崎、MF八角、佐藤、荒堀、三浦、FW藤田祥、カイオ。サブにシュナイダー、宮崎、森本、高地、チン、なんちゃん、剛という布陣。
右サイドの井手口は今年のルーキーのなかで今まで出場のない選手でしたが、この非常時に初先発です

ヴェルディは元横浜GK柴崎貴広が先発なので、とりあえずシュート打っとけ、と。
DFが福田、バウル、深津、高橋、 MF井上、佐伯、菊岡、飯尾、FW河野、平繁。
前半横浜は、中盤でゲームが作れず。
ハチが最終ラインに吸収され、更に1トップのカイオもボールが来ないので中盤に下がり、4-1-4-1が5-0-5-0の2ラインとなってしまいます。

とうぜんバイタルはヴェルディに支配され、最終ラインで食い止めるしかない苦しい試合展開となりました。
失点は25分、CKからの展開で、一度は跳ね返したもののまだ相手DFも残っている場面で左に展開され、クロスを上げられ、フリーでDF深津に飛び込まれたもの。
真ん中で数は余っていたのにみんなボールウォッチャーになる悪いくせが出ましたね。
最終ラインに吸収されながら、なんとか攻撃を食い止めていたハチですが、前半42分レイトタックルで2枚目の警告。退場となりました。
前半は「みんなバラバラ」、
「カズのプレスは効いてるけど、プレスって一人でやっても意味ない」、
「井手口は、本職じゃないけどか、身体の入れ方とかかなりうまいな、ヤナギよりずっと(ry」
という感想。

さて、先制されたうえに、一人少ない、さらにチーム自体バラバと虐殺の気配も漂うハーフタイム。
Twitterのタイムラインには、「帰っていいですか?」が溢れていました。
それくらい情けない前半でしたが、後半頭から、岸野さん得意の2枚で代えで、後半カズ、藤田に代え、高地、チンが入ったことで試合の流れは一気に横浜へ。
4-1-3-1のアンカーに謙介、右ボリ、左チンでグループで守りながら、数で攻め上がってこず、あくまでもつなぎとドリブルに固執するヴェルディにも助けられ、早いうちに高地の個人技から2得点。
1点目は野崎のスルーパスをコントロールしながら密集を左から中へ入りマークを外し、左足でGKのブラインドサイドを抜いてゴール。
2点目はボリとの12で抜け出してGKの位置を見て冷静に左アウトで流し込んだもの。

早い時間で追い付き、逆転してしまった(笑)ため、守る時間が増えてしまい、観客も時計が気になる時間が約40分。
しかし、苦しい時間帯を、しっかり守り抜いての逆転勝利です。
焦らず前がかりになりすぎずに機を伺ったのが勝因でしょう。

イデ、ボリ、高地が良かったですが、とうぜんMOMは高地。
最後はスタジアムも一体になった勝利だと思います。

いやーいいゲームでした。