J2第5節 対ヴァンフォーレ甲府@ニッパツ三ツ沢

横浜FCは山口監督就任以来初のホームゲームを甲府と戦い、0-2の完敗。
シーズン途中での監督就任とともに負傷者続出により苦しいゲームマネージメントとなりました。

横浜FC 0(0-1)2 甲府

  • 14:03キックオフ ニッパツ三ツ沢球技場 入場者数:6,071人
  • 得点
  • 警告
    • 横浜 朴(18分)、中野(48分)、カイオ(66分)
    • 甲府 ダヴィ(67分)
  • 出場選手
    • 横浜 GK関、DF朴(HT 杉山)、中野、森本、阿部、MF八角、中里(77分 三浦)、内田、高地(64分 野崎)、FWカイオ、大久保。 <サブ>GKシュナイダー、DF堀之内、MF佐藤、小野瀬
    • 甲府 GK荻、DF福田、ドウグラス、山本、石原、MF堀米(56分 片桐)、保坂(69分 井澤)、伊東、柏(79分 永里)、FW高崎、ダヴィ。 <サブ>GK岡、DF松橋、津田、FW青木

シュート数5-12、CK3-14の数字が示すとおり、甲府の攻めをとにかく受け続けた戦いになりました。
CBでナベ、スンジンを負傷で欠き、テホンを右SBで使わざるを得ない今の選手層では、なかなか甲府のフィジカルに強いFWを押さえ込めるはずもありません。
巧とCBとの連携の隙間を縫って、右サイドから再三堀米が攻めかけます。こちらの右サイドは本職CBのテホンですから、攻め上がりは皆無で右サイドのうっちーが孤立する場面も多々ありました。テホンのスローインもほとんど相手に取られてしまいます。


中盤でも、ハチがCBのカバーのためにラインにはいることが多く、中里独りではボールをさばくことすら難しい状態。
それでも甲府のプレスが千葉ほど強くはなく、何とか持ちこたえていた横浜ですが前半終了間際の43分、高崎に右サイドから簡単にシュートを打たれてしまいました。
これを憲太郎がキャッチできず先制を許します。これは憲太郎のミスだと思いました。
そのまま前半は0-1で終了。


プレスの緩い相手に主導権を握られつつもハチが最終ラインに入る4CBでなんとか守り切っていましたが、攻撃面では昨日していない高地に代わってジャンボとカイオが左サイトで同じように流れてノートップ状態になることが多く、チャンスが形作れない状態でした。
HTで思ったのはHT頭から野崎でサイドをはっきりと意識付けた方がいいんじゃないか、というもの。


しかしHTの交代はテホン→新。
ここは代えるなら中野、森本のどちらかを削ってフィジカルに強いテホンはセンターで残すべきだったかと思いました。
サイドを打開すべくヤマが決断したのは19分高地→ノザ。
ここは正解の交代だったと思います。というかHT2枚替えでも良かったかと。中里は中盤で奮闘していましたからね。


しかしその2分後、横浜の陣営がまだ決まり切らないうちに、セットプレーからトリックで簡単にダヴィに身体を入れ替えられて2失点目。痛い失点でした。


その後の攻撃の切り札がカズしかいない、という時点でこの時点で負けるべくして負けたかな、という雰囲気に。
ミスもあり0-1でいけたとは思いますが、ヤマの戦術云々できるのは次節からだと思います。
今日はとりあえずCB2人、テホン、高地以外は戦えていたのではないかと思います。
高地は中で使わないと生きないかなと思いました。