宗教界からの声

ワタクシは非常に不信心ではありますが、真言大谷派です。
東本願寺から大飯原発に関する声明がありましたので、お知らせします。
コチラ

大飯原子力発電所再稼動に関する声明

真宗大谷派は、福島第一原子力発電所の事故以来、一貫して「原子力発電に依存しない社会の実現」を目指してきました。
私たちは、福島第一原子力発電所の事故により、ひとたび放射性物質の拡散が起これば、取り返しのつかない事態に陥ることを、改めて思い知らされました。そして、原子力発電の「安全神話」も「必要神話」も、経済を優先するあまり、人間が創り出した闇であったことを認めなくてはなりません。
今なお、福島第一原子力発電所の事故で多数の苦しんでおられる方がある中で、一旦停止した原子力発電所を再稼動する理由に、人のいのちよりも優先すべきことがあったのでしょうか。
ここに、真宗大谷派は、このたびの野田内閣総理大臣大飯原子力発電所再稼動を表明されたことに対し、強く遺憾の意を表明いたします。あらためて大飯原子力発電所はもとより、他の原子力発電所も決して再稼動することのないように、念願するものであります。

2012年6月12日
真宗大谷派東本願寺)                 
宗務総長 安 原   晃

きちんと声に出して読んで欲しいと思います。


そしてこういうときこそ、故押田成人神父様のおことばを聞きたかったと思います。