タイヤ交換

今まで使用していたBRIDGESTONE EXTENZA RR2Xの走行距離も6000kmを超えてローテーション3回してもついにインジケーターが見え始める状態に。


そのため、せっかくチューブレスタイヤ対応のSHIMANO ULTEGRA WH-6700を履いているので、今まで気になっていたチューブレスタイヤをインストールしてみました。
購入したのはSOYOのEX-WING。
ワイズロードで8190円→3150円という破格値で投げ売りされていた品物です。
競輪用国産タイヤで知られるSOYOですが、こちらはHutchinsonのOEM
コンパウンドは専用品に変えてあるといううたい文句ですが、ほぼ間違いなく、Hutchinsonの型落ちモデルであるFusion 2そのまま。
tpiは非公開のExtenzaですがおそらく同等の127tpi。
体重60〜70kgの適正空気圧は650kPaとなっています。


普通であれば、いつも世話になっているしずおかサイクルで購入、換装をお願いするところを取り急ぎ、と言う思いから、コレに飛びついて自分で入れてみることになりましたが、実際走り出すまで、大変でした。
タイヤを購入したのが5/23の木曜日。
もんだり、IRCのチューブレス専用タイヤレバーを使いながらなんとかフロントタイヤのビードがはまるまで2時間ほど。しかし石けん水で層を作ろうと何をしようと波打ったビードがリムまで上がる気配は全くなし。
とりあえず前輪はあきらめて後輪を、と思ったら後輪はビードを片方しか入れられない始末。


仕方ないので翌日の妻のバースデーポタリングは妻のチネリから換装したシュワルベのブリザードで入谷プラスカフェまで。往復50km。

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妻のバースデーランチ。いただきます&happy birthday!

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50tpiのタイヤはしなやかなタイヤになれた身にはがつんとくる感じで、よくこのタイヤで妻はチネリに乗れていたな、と。

で、ポタリングから帰宅して、ぴょんきちを病院に連れて行くついでにルイガノストアに両輪持って行ってなんとかビードをあげてもらえないか、とお願い。
なんと無料でやってくれるとのことでしたが、後輪はちゃちゃっと上がったビード。前輪はLGSのコンプレッサーではあげきらないので、まずはビードの波うちを矯正した上で固定して3日したら入れてみてください、というアドバイスをもらって帰宅。
後輪だけ換装しても仕方ないので、そのままシュワルベで入ることにして、ビードの波うちを治そうとしましたが、どうもうまくいかない。そこで窮余の策。
チューブを入れて無理矢理ビードを一度上げてみました。


そのまま、24日の夜から27日の夜まで3日間チューブ入れ、800kPa空気を入れっぱなしにしたタイヤから片側のビードは上げたままでチューブを外し、またしてもチューブレス専用タイヤレバーの助けを借りてしっかりと中性洗剤を塗り込みながらビードを収め、ポンプで加圧…。
上がりません。それならば、とCO2ボンベを使って一気に加圧してみたら…。1本目はうまくいかなかったのですが、漏れ出したところにさらに中性洗剤を塗り込んで再チャレンジしたら…。
上がりました!!
購入から4日間。コレならばホントにしずおかサイクルに頼めば良かったと思いつつ。つぎにはめ外しするときの勉強になったな、とポジティブに捉えて、60kg代の体重の規定量の650kPa入れて5/31の金曜日に自転車通勤に使いました。


石けんを落とすのを忘れていました…。ブレーキの効きと鳴りがハンパない。後輪がロックすることも何度か。
会社に着いてからぞうきんなどで拭き上げたらちょっとは改善しましたが、ブレーキが気になってタイヤの性能を感じるどころじゃない、という大失敗。


帰宅後に改めてタオルとシャワーでしっかりと石けん分を落として翌日の世田谷パンポタリングへ。
踏切待ち

下高井戸商店街

世田谷線とタチアオイ

世田谷線と紫陽花

紫陽花の中に…

10時のおやつプラス

ランチ


うん、快調。
転がり抵抗の低減をとてもよく感じます。
しかし元々がコンフォートバイクで抜群の衝撃吸収性を誇るSensiumなので、衝撃吸収性や乗り心地については「あまり代わり映えがしない」というレベル。


そこで衝撃吸収性が変わらないなら、と翌日は700kPaに上げて走ってみました。



痛い。
明らかに乗り心地が硬い。
そこで、今日は改めて650kPaに下げて走ってみました。
いつもと同じフィーリングで走ってみた平均速度は24km/h。
同じルートでエクステンザで走った最後の平均速度が23km/hなので1km/h速度が上がってます。
巡航速度としては+2km/hくらいいけてる感じですね。


ただし、チューブレスの乗り心地、という面では、もう少し空気圧を下げてみても良いのかなと思いますので、明日は、630kPaくらいにチャレンジです。

ちなみに妻のチネリもシュワルベのブリザードの23C(tpi50)からパナレーサーの RACE A 25Cに換装。
tpiは127です。
コチラは寿命はまだまだですが、カッチンカッチンのレーシングアルミフレームであるEXPERIENCEの乗り心地改良のため。

コチラのインストールはしなやかなタイヤで慣れたクリンチャーのタイヤ交換で、あっさりと換装完了。
入谷ポタリングでは750kPaで走ってもらいましたが、ちょっと重い感じがする、とのこと。
ただし、衝撃吸収性の向上は明らかで、今まで常にガツンと身体に感じていた路面の段差があきらかにフィルターを掛けたように楽に通れるようになったとのこと。で、今週末は800kPaに上げて走ってもらいました。


転がり抵抗も23Cと変わらなくなり、衝撃吸収性は明らかに向上し、身体が疲れにくくなった、という感想。
特に悪評高い府中市内の多摩サイの段差舗装でも楽に走れるということでした。
良かった良かった。

そしてさらに、妻のタイヤの空気圧800kPaに対応するために800kPaまでしか目盛りのない、ロードを買ったときにとりあえず買ったサイクルベースあさひオリジナルのアルミポンプから、TOPEAKのJoeBlow Sport 2に買い換えました。
コチラは11気圧までばっちり入り、シリンダー長も、シリンダー径も大きいので楽に入れられるようになり、さらに今までフレンチバルブに空気を入れるときに必要だったアダプターが不要になったり、減圧ボタンで微調整が可能になったりと良いことづくめでコスパも3000円代と非常に高いモノでした。

ということでとりあえず懸案だったタイヤ問題は解決。
あとはチェーン交換と7月くらいにホイール、ヘッドパーツのオーバーホール、ワイヤー、ケーブルの交換、ついでにBBも変えちゃおうかなともくろんでおります。