今日の読書ノート

獄門首半村良
亡くなった半村良の未完作の小説家。
盗賊の一生を描いた作品になるかと思われる作品ですが、少年から大人になり、さてこれから大盗賊としての人生が始まる、というところで小説は終わります。
この人の小説には単行本10巻くらいで未完とか結構あるんですが、この作品はストーリーが流れているところで終わってしまうのが本当に惜しい。
奇譚もの、伝説ものを書かせたら天下一品だった半村良。惜しい人を亡くしました。