読書

2013年の10冊

今年は96冊しか本が読めませんでした。 近年にない少なさでしたね。 そのため10冊を選ぶのに少々難儀しました。 「楽園のカンヴァス」原田マハ:ルソーの「楽園」とその双子作といわれる「楽園を見た」を題材に、ルソーの生涯を描き出したこの作品は、リリエ…

2012年の10冊

2012年は164冊の本を読みました。昨年の221冊には及びませんでしたが一昨年の147冊よりは多く、平年並みの読書量でしたね。 今年初めて読み始めた作家さんには「のぼうの城」の和田竜、「シティ・マラソンズ」の短編からあさのあつこ、「銀輪の覇者」の斎藤…

2010年の10冊

1.「恋文の技術」森見登美彦 圧倒的にユーモラスでロマンチックな書簡小説。森見登美彦の最高傑作ですね。2.「リテイク・シックスティーン」豊島ミホ 切ない青春のやり直し。サエなかった自分の高校生ライフを楽しくやり直すために頑張っても思い通りにいか…

直木賞は候補6度目の北村薫さんに決定

大好きな北村薫氏のやっとやっとの直木賞受賞が決定。【直木賞一問一答】北村薫さん「正直、ほっとした」 6度目の挑戦です…。今までのノミネート作品は、 114回1995年8月「スキップ」 118回1997年8月「ターン」 131回2004年4月「語り女たち」 136回2006年下…

2008年の10冊

今年は8月末に足を骨折し、しばらく電車通勤を断念しなくてはならなくなりました。 そのため通勤時間は長くなったにもかかわらず153冊と昨年に較べて微減しました。 今年も種々雑多な本と出合うことが出来ました。 穂高明という新たな才能に出会うことも出来…

2007年の10冊

こちらは刊行年関係なしで、今年読んだ作品から10冊選びますよ。 1位 「霞町物語」浅田次郎 1998年刊行の連作短編集。都電の走る頃の霞町を舞台にした少年の成長を描いた物語でした。楽しくて美しくて悲しい小説でした。 2位 「燃えよ剣 (上)、 (下)司馬遼太…

「虹を掴む」川淵三郎

キャプテンの自己肯定の書を新年早々読みました。買うのはもったいないので、図書館で借りて読んでいます。買ってキャプテンに印税が入らなくて本当に良かったと思いました。 みなさんも、不幸にしてこの本を買ってしまった知人から借りる/もらう、道ばたで…

今年の10冊

1位「薬指の標本」小川洋子 読んだ当時の感想には「すごい本です。とにかくすばらしい本です。短い中編2編が収められた本なのですが、2編ともすばらしいお話しで、何度も読み返しました。読み返すたびに新たな思いが心に流れ込んでくるようなそんなすばらし…

福井晴敏本

最近、といっても半年ほどですが、遅ればせながら福井晴敏の本にハマっています。 もともと、「ローレライ」や「亡国のイージス」原作者として名前は知っており、どちらかといえば「映画の原作になるようなミーハーな小説家」というネガティブな印象を持って…

異質のblog本

1ヶ月ほど悩んで結局購入した本です。 「スローブログ宣言!」鈴木芳樹←クリックで購入 評価:★★★★ 大体blogについて書かれた本ていうとCSSの作り方とか、技術論の本であったり、初心者向けにこういうことをするにはこうすればいいんだよっていうマニュアルで…

2タイトル紹介

タイムトラベラーズ・ワイフ 上←コチラから購入可能タイムトラベラーズ・ワイフ 上作者: オードリーニッフェネガー,羽田詩津子出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2004/12/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ …

吉原基貴・画、綱本将也「U−31」

U-31 1 (1)←コチラから購入可能U-31(1) (モーニング KC)作者: 吉原基貴,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/11/19メディア: コミック購入: 3人 クリック: 49回この商品を含むブログ (37件) を見るU-31 2 (2)←コチラから購入可能U-31(2) (モーニン…

スター・ウォーズのスピンオフ

連続読書ネタです。 このようにつじあやのさんも映画を見て、アナキンの成長振りに思わず近所のおばさんのような感慨を述べているスター・ウォーズでありますが、6/25、札幌戦のあとに先々行ロードショーを見て、トリロジーを見返して、それでも物足りなくて…

川上弘美「センセイの鞄」、「パレード」、「あるようなないような」

ここのところお気に入りの北村薫さんに加えてまた新たなお気に入りが。 川上弘美さんです。もともとは奥さんが古本屋で大量に仕入れて置いてあった本なのですが、R25で読んだエッセイがなんというか独特のユーモラスな文章で、興味を持って「センセイの鞄…

「呼び出し 召喚状」ジョン・グリシャム

呼び出し―召喚状 (上)←コチラで購入可能(上)" title="呼び出し(上)">呼び出し(上)作者: ジョングリシャム,John Grisham,天馬龍行出版社/メーカー: アカデミー出版発売日: 2004/12/10メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る呼び出し―…

「リセット」北村薫

リセット←コチラで購入できますリセット (新潮文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/06/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (111件) を見る 評価は★★★★☆。 「私と円紫師匠」シリーズの女子大生の印象が強すぎて…

村上モトクラシ

村上モトクラシなるウェブサイトが期間限定で開設されているのです。このサイトは このHPは、村上春樹さんにかかわる新刊の発売にあわせ開設したものです。 2月25日、『海辺のカフカ』文庫版のための、新潮社HP内『海辺のカフカ』コーナーから先行して…

ハリー・ポッター

広背筋肉離れから今日で5日経つわけですが、まだ芳しくありません。明日からは出勤しないとやばいから出勤しますが…。と言うわけで相変わらず臥せっているんですが、今日はハリー・ポッターと不死鳥の騎士団の発売日ですね。(ISBN:4915512517) 原書で本国発…

重ねて追悼

故・野沢尚氏の「龍時 03-04」を読み終える。 中学時代から単身スペインに渡った「龍時 01-02 文春文庫」、 セビージャの雄・ベティスにレンタル移籍した「竜時 (02-03)」に続く第3作は、スペインの生活ではなく、リュウジが呼ばれたアテネオリンピック代表…

龍時01-02

この間お亡くなりになった、故・野沢尚さんの「龍時 01-02 文春文庫」をamazonのおすすめの中からピックアップして図書館で借りて読みました。主人公は16歳の高校一年生で、単身スペイン1部リーグに挑戦する志野リュウジ。というと思い浮かぶのが、アトレチ…

吉祥寺図書館に午後から出かけて、ついでに三越のルーピン茶館でお茶。 図書館では火坂雅志、今野敏の軽く読めるやつをたくさん借りてきました。 あとは、高原のバイオグラフィ。こんなモン絶対買っては読まないし。

今日の読書ノート

「蓬莱」今野敏(講談社)読了←コチラで購入可能 一エンジニアが開発した「蓬莱」というシミュレーションゲームを巡っておなじみ神南署・安積警部補がゲーム制作会社と協力して政治家と暴力団に立ち向かうお話。 いつものようにこの人の本は通勤片道で読み終…

今日の読書ノート

「アバウト・ア・ボーイ」ニック・ホーンビー←コチラで購入可能 この人の小説はデビュー作「ぼくのプレミア・ライフ(Fever Pitch)」、第二作「ハイ・フィデリティ」と2作とも映画化されていまして、今作も英国のみならず、ヒュー・グラント主演で公開され…

今日の読書ノート

「獄門首」半村良 亡くなった半村良の未完作の小説家。 盗賊の一生を描いた作品になるかと思われる作品ですが、少年から大人になり、さてこれから大盗賊としての人生が始まる、というところで小説は終わります。 この人の小説には単行本10巻くらいで未完とか…

講習会2日目。今日は試験のために必要な法規と無線工学の座学と試験。 試験は楽勝でした。 夜は相変わらず、談話室で中日-阪神を肴に飲み会。 談話室においてあった漫画「ブラックジャックによろしく」を読破。 いい漫画ですね。おもしろい。