重ねて追悼

故・野沢尚氏の「龍時 03-04」を読み終える。
中学時代から単身スペインに渡った「龍時 01-02 文春文庫」、
セビージャの雄・ベティスにレンタル移籍した「竜時 (02-03)」に続く第3作は、スペインの生活ではなく、リュウジが呼ばれたアテネオリンピック代表での試合描写で一冊が終わります。

これから06年のドイツワールドカップまでどのようにリュウジが育って行くのか?マリアとの恋は? といったいろんな期待はもうかなえられることはありません。
一流のサッカー小説がもう読めないことを、そして野沢尚という才能をその死まで知らなかった己の不幸を、本当に残念と思います。

サッカーファン必読ですよ。


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