今日の読書ノート

アバウト・ア・ボーイ」ニック・ホーンビー←コチラで購入可能
この人の小説はデビュー作「ぼくのプレミア・ライフ(Fever Pitch)」、第二作「ハイ・フィデリティ」と2作とも映画化されていまして、今作も英国のみならず、ヒュー・グラント主演で公開されましたね。
実は2作とも読んでいるんですが、FeverPitchの方は、訳文も冗長だし70年代からのイングランドサッカーの置かれた状況、特にアーセナルの状況がよく分かったのはよかったのですが、正直おもしろくはなかったし、ハイ・フィデリティに至ってはあまりにオタク的な説明の長さに辟易として読了さえしていませんでした。
でも、この作品で一皮むけたような気がします。
バックグラウンドがあまりに作者から乖離しているストーリーだからか、微に入り細に入りの部分より本来のストーリーの部分で楽しめました。
次の作品が楽しみですね。