押尾コータロー Live@グリーンホール相模大野

ということで、会社を1時間早引けして相模大野のグリーンホールまで押尾コータロー*1のライブを観に行って参りました。なにしろロック以外のライブなんて初めてで、立って聴くような音楽じゃないのだけれど、みんなスタンディングしちゃったらどうしよう、とか思っていたのですが、心配後無用。みんな座っておりました。

今日はジャズギタリストの小沼ようすけとのジョイントなんですが、このチケットを手に入れてから小沼ようすけも聴いてみたんですが、正直あまり好みでない音でしたので、押尾30分、小沼1:30とかだったら辛いな、と思っておりましたが、そちらも心配後無用。1時間ずつ位で19時過ぎに始まったライブはアンコールも含めて22:30に終わるという3時間30分に及ぶライブになりました。

まずは普通のあんちゃんぽい感じで押尾コータローが登場。
いきなり2ndの1曲目「スプラッシュ」を演奏。MTV等で演奏シーンは見たことあったのですが、やはり生でしかもグリーンホールなんて小さい箱でしかも前から11列目で見てしまうとやはりお口アングリでございました。
「すげぇ…」
「うめぇ…」

新曲や未発表曲も織り交ぜてのステージの中盤、
「大変残念なんですがアルバム未収録なんです…」と言って弾き始めたのが「ゲゲゲの鬼太郎」。会場は爆笑の渦ですが、めちゃくちゃ高いテクニックでわらかしてくれてますのがすごいです。
さらに、「もしも鬼太郎があかるかったら?」と、メジャー進行で鬼太郎を演奏。これにも爆笑の渦が。

さらにTABOOで赤いライトの中ちょっとだけよとかした上に、メンバー紹介をします(押尾コータローは一人でやってます)、といった上でベース押尾コータロー、ドラム押尾コータローエレキギター押尾コータローはアコギの人)押尾コータローと1台のギターでいろいろやって見せてくれました。
僕の圧巻はチョッパーベースですね。

でそのあとボレロなども演奏してくれて20:30ころに小沼ようすけ*2にバトンタッチ。
はっきり言ってやはり苦手なジャンル。ジョージ・ベンソンとブライアン・オーガーの合いの子みたいな感じで、エレクトリックなジャズで、ちょっと退屈でした。彼らの演奏が21:20くらいまで続いたあと、一度バンドメンバーが引っ込み、押尾&小沼でチック・コリアの「スペイン」。これがよかった。情緒的で、ちょっと小沼ようすけを見直した。
でそのあと2人で即興を織り交ぜながら「星に願いを」。
アンコールはバンドも出てきて全員でブルーズのセッションをして大団円でした。

みんなスタンディングじゃなくても、自然に手拍子がいつの間にか始まり、みんなで笑い、みんなで楽しんだライブでしたね。また行きたいです。

押尾コータロー、お勧めですよ。