前半戦、第2クールを総括

横浜FCは、第1クールを2勝8分1敗で7位で終えたあと、第2クールでは3勝4分4敗で8位に付けています。すっきりしない引き分けが減って、勝ち負けがはっきりしてきたのはいいに付け悪いに付け、18節から21節までの4連敗がやはり大きいですね。相手も仙台、甲府、大宮、川崎と昇格争いの当事者にそれぞれ勝ち点3ずつを与えてしまっているのが痛いですね。

その大きな要要因はやはり得点力不足でしょう。第1クール12得点9失点、第2クール11得点15失点と見た目得点力はそう変わっていないようですが、第1クールのFWの得点5点に対し、第2クールがわずか城の1点(しかもPK)というのはかなりの重傷です。
ただし、これについては22節の鳥栖戦で見せたように、靖王加入と同時に、シュート24本という得点意識の上昇を見せていますので、後半戦は明るくなると見ています。これで第3クールを持ちこたえて、吉武、ジェフと言ったけが人が帰ってくれば、攻撃陣はますます活性化できるでしょう。
そして守備陣は前半戦に見せた集中力を保ってくれれば、昇格前線に生き残ることは十分出来ると思います。

ただ、サイド攻撃については、やはり研究されていること、そして各チームうちのオフサイドトラップの裏を狙う動きを繰り返すなど、研究されてきていますので、そういうときはやはりうっちー、北村といった中の人間が打破できるような形が作れれば、いいと思います。
後半に向けての補強ポイントですが、現状、トップで張り付くことの出来る人間が城と靖王しかいないですから、やはりもう1枚FWがほしいですね。
川崎に2敗、大宮に1分1敗、甲府に1分1敗、福岡に1勝1分、山形2分、京都に2分、仙台に1勝1敗、鳥栖に1勝1分、水戸に2分、湘南に1勝1分、札幌に1勝1分と、川崎以外には大きく負けていないのはうちの強みです。後半は水戸、湘南、札幌、鳥栖と言ったところで星を落とさず、大宮、甲府、福岡、山形、京都、仙台といったライバルから着実に勝ち点を積み上げていくのが大事でしょう。

大宮、山形といった引いて守るチームには引き続き苦戦するかもしれませんが、福岡、京都、仙台はもともとうちが得意とする攻撃型チームです。
え?川崎?勝手に上がってください。

では、選手の評価です。

前半戦
MVP菅野6.39、優秀賞臼井6.17、敢闘賞軍曹6.04、
合格点大友5.90、智吉(5.90)、中島5.88、杉本(5.84)、マシュー5.80、山尾5.77、内田5.67、早川5.63
不合格城5.56、ジェフ(5.57)、大久保(5.54)、北村5.53、吉武(5.50)、信義 5.43、横山5.29、増田4.80
後半戦に期待靖王7.00、岩倉6.00、河野 5.43

第2クール
MVP菅野6.50、優秀賞臼井6.40、敢闘賞軍曹6.14、中島6.01
合格点早川5.92、山尾5.85、杉本5.81、マシュー5.81、大友(5.77)、内田5.75、城5.74
不合格北村5.54、大久保(5.54)、横山(5.50)、信義5.33、増田(5.03)

第2クールでは中島がかなりフィットしてきて、評価を上げています。菅野、臼井、早川も調子を上げています。逆にマシュー、大友は少しケガもあり調子を下げています。
内田、城、大久保には後半戦の巻き返しを期待。信義、増田には人間入れ替える気持ちくらいでがんばってもらわないと来年は厳しいですね。

一番以外だったのが、早川のがんばりですね。