J2第25節 横浜FC vs アビスパ福岡@三ツ沢

tatsumine2004-08-01

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FWのお仕事は点を決めること。うちのFW陣にはそれができていない。だから勝てない。
ジャッジにも苦しんだかもしれないけれども決定的なチャンスは何度も訪れた。そのひとつでも決めていれば今日のような結果にはならなかったと思います。
バックスタンドで選手を迎えるブーイングを後ろで聞きながらぼくはでも拍手で選手を迎えました。
選手が決める以外点は取れないのです。決めてほしいと思うから、ぼくはやはりブーイングで選手は迎えません。

横浜FC 0(0-1)1 アビスパ福岡
得点:福岡 古賀(11分)
警告:横浜 マシュー(42分)、トゥイード(48分)
   福岡 宮崎(89分)、藏田(89分)
出場選手:
 横浜 GK菅野、DF早川、トゥイード、山尾、中島(85分 眞中幹夫)、MF臼井、マシュー、内田、杉本(65分 大友)、FW小野(67分 増田)、眞中靖夫
 福岡 GK水谷、DF平島(89分 太田)、千代反田、藏田、アレックス、MF山形(64分 宮崎)、ホベルト、米田、古賀、FWエジウソン、林(59分 増川)

入場者数:4,021人

試合は両者4-4-2でスタート、うちは左サイドを中心に、相手も右サイドを中心ということで前半はバックスタンドサイドでほとんど試合が進みます。
あぶなげなく始まったと思われた試合でしたが、うちは右サイドが全く機能していません。で左サイドでの攻防が続いた11分、右サイドからクロスを上げられて菅野がキャッチするもなんとファンブル。まさに上手の手から水といった感じですが、そのこぼれを古賀に押し込まれ菅野が追うが間に合わず、前節に続きまたもホームで先制されてしまいます。スゲのミスは致命的でしたが、なんとなくスタジアム中でサポ・選手共々スゲなら大丈夫という油断があったかと思います?ぽかっと空気が開いてしまったうちに決められてしまったような感じです。
そのあともトゥイードとの連携も含めて今日の菅野は若干不安定でした。

ところがその直後の15分、大チャンスが訪れます。左サイド突破から靖王が1対1でシュート放ちますが、これが右に外れる。惜しいシュートでした。きめるべきシュートでした。
対する福岡のFWエジウソンは動き出しが速くそこからの展開でシュートを放たれます。
そのカウンターで、またも左サイドで靖王がフリーで抜け出し、振り抜くがボールはクロスバーの上。2本連続で決めないといけないプレーでした。こういったシーンが今日のうちの敗戦の分かれ目になったでしょう。
20分を過ぎてもウチの右サイドはぜんぜん効きません。早川はまだしも、臼井にいつもの勢いが全く感じられません。サイドに張り付き、勝負せず、すぐにボールを離します。前節で怪我したところでもあったんだろうかと心配になりました。
加えて、マシュー、うっちーの攻守の決め事がうまく出来ていないようで、コンビネーションがイマイチです。

36分山尾がエジウソンを倒したFKはスゲが押さえますが相手がぶつかってきて倒ます。これにカードなしですが倒れたスゲは2分ほどで立ち上がります。

そして前半最後のチャンスは38分、ハヤの右サイドオーバーラップからクロスを上げますが、中央でフリーの杉本がシュートするも外れます。さらにFKのこぼれから靖王シュートはGKが防ぎます。40分以降はトゥイードも上がりっぱなしです。ここでも決めなくてはいけないプレーが2つ。

42分マシューセンターサークル付近でエジウソンを押してイエローをもらいます。
このまま前半は0-1で終了。うちの右サイドはひどい状態なので子売れは後半いじってくるかと思われましたが、後半スタートはメンバー交代なし。

靖王はボールに触るからまだしも、信義は今日も全く良いところなし。前半10分に長めのアーリークロスにあわせきれずキーパーキャッチされたのが唯一目立った場面でした。
後半からやっと右が機能し始めました。つまり怪我などが原因ではなく単純に押さえられてたということでしょうか?だとしたら状況を打破できなかった右サイドも今日の敗因に上げられそうです。

14分にはルーズボールに競りに行ったなかじが倒されて正面でFK。福岡が林から増川に交代した後のFKは靖王が直接狙い、クロスバー上。これも惜しいプレーでした。
19分には福岡が山形に代えて宮崎。対して横浜は20分に杉本に替えて大友が入り左サイド、続けざまに良いところがなかった信義に替えて増田。増田が右、大友が左、臼井がトップに。観客は4021人です。
せっかく入った大友、増田ですが、残念ながら動きがよかったとはいえません。2人ともフレッシュな状態で入ったのに、状況を打破することが出来ませんでした。特に増田は満足にプレーに絡むこともできませんでした。

31分にはうっちーのサイドチェンジから臼井がシュートもGK正面へ。36分ゴールエリア内でコーヘーにボール入るが打ち切れず、と右サイドが活性化しますが、決めきれません。
40分にはなかじに代えて眞中幹夫が入り兄弟出場で3バックにしますが、時間がないことは分かっているだろうに、うちの選手から前への気迫見えず、ロスタイム相手の遅延イエローなどのモメンタムも活かしきれず、0-1で終了。

はっきり言って、シュート数8-14というほど攻められた試合ではなかったと思います。うちは靖王がはなったシュートのうち1本でも決まっていれば結果はぜんぜん違いました。
決めるのはFWの仕事です。プレーでなじむのはともかく、決めきれないプレースタイルでうちになじんでほしくはありません。とにかくこの3試合で2分1敗と完全に波に乗り遅れた横浜。次からアウェイですが、とにかく死に物狂いで1点を狙ってほしいです。

さて採点

菅野(4.5)、DF早川(5.0)、トゥイード(4.5)、山尾(5.0)、中島(5.5)、眞中(5.0)、臼井(4.5)、マシュー(5.0)、内田(5.0)、杉本(5.0)、大友(5.0)、小野(4.0)、増田(3.5)、眞中靖夫(4.0)