J1 2004チャンピオンシップ浦和vs横浜マリノス

チャンピオンシップ第2戦は1-0で浦和が勝利。アグリケートスコアを1-1として延長戦、PKまでいき、結局マリノスPK戦に勝ち、最後のチャンピオンシップを制しました。

浦和 1(0-0)0 マリノス。合計スコア1-1のため延長戦0(0-0)0。PK戦2-4

  • 得点
    • 浦和 あれ(76分)
  • 警告
    • 浦和 アルパイ(32分)、寧々(40分)、長谷部(73分)
    • 鞠 ドゥトラ(26分)、エノタツ(118分)
  • 退場
    • 浦和 エメ(119分)
    • 鞠 中西(74分)
  • 出場選手
    • 浦和 GK山岸、DFアルパイ、棟梁、寧々、MF山田、長谷部、鈴木、平川(63分 ホビット田中)、FW永井、あれ、エメ
    • 鞠 GK榎本ズ、DF爆発頭、禿、クビにしてくれてありがとう、MFはゆ、洟汁、中西、ドゥトラ、奥、FW清水(82分 山崎)、坂田

田中を先発から外し、永井、エメの2トップ、山田をトップ下、平川を右に据え、前半から前線のプレスがいい浦和ですが、最後の最後の詰めを欠き前半0-0。マリノスは最終ラインがズルズル下がり、ヴァイタルエリアを長谷部が自由に使う。大きなサイドチェンジが有効。セットプレーでもネネ、アルパイを中心に支配。浦和は点がほしかったが、最後の最後ファウルででも止めに入るマリノスのDFの裏をかきながらも、永井がクロスを上げ切れなかったり、セットプレーでフリーではなったヘディングをフカしたりととにかく最後の詰めが甘かった。マリノスのチャンスはカウンターからの坂田の2本のシュートを含んだ3本のみに対し浦和が7、FKが12-5と浦和が圧倒していました。

後半も攻める浦和と、攻めさせるマリノスという局面で始まりますが、最初に決定的なチャンスをつかんだのは後半12分マリノスのカウンターでした。平川は後半入ってすぐ位からサイドチェンジに反応が遅れ始めたりしており、また浦和もマリノスのDFのプレスに足元へのパスが増えて、大きなサイドチェンジが減ってしまいます。
この状況を打破すべく、後半18分平川に代えてホビット田中達也
後半20分くらいからはマリノスも守備固めに入りだし、8人で守りに入ります。そのためネネが中盤から果敢なミドルを放つなど事態の打開を図りますがなかなか局面を打破できません。
しかし後半29分、カウンターからのボールがエメに渡り、DFラインをスピードで突破するところを中西がファールで止めたのが得点機会阻止として一発レッド。トラップが流れたところなので一発は厳しいと思いましたが、31分そのFKをあれが低い弾道で壁のギャップを抜けてゴル左へ突き刺し浦和が先制。浦和がアグリケートで1-1と追いつきます。しかも鞠は10人。しかしその後の15分は浦和の攻めを10人のマリノスがしのぎきり、最後のヘディングシュートもキーパー正面。
で、第4クォーターが終了して1-1の同点でVゴール方式の延長戦へ。

延長前半は序盤を浦和が圧倒的に攻めましたが、しのいだマリノスがその後は中盤でも攻撃を組み立てられるようになりそのまま終了。禿松田と棟梁の攻撃参加合戦は面白かったですね。
延長後半も一進一退で推移し、そして終了間際にエメルソンが1発レッドで退場。そのままPK戦に突入。PK戦はチャンピオンシップ初だそうです。

PK戦はレッズサイドで

    1    2    3     4
浦和 棟梁× あれ○ 寧々○ 長谷部×
マリ  奥 ○ 洟汁○ 坂田○ ドゥ虎○

で4-2でPKをマリノスが制し2年連続の年間チャンピオンに決定。
棟梁、長谷部のキックはエノタツの読み切り勝ちでした。マリノスはよく10人でしのぎきりました。…


あぁツマンネ。

で、

結局、何も得られなかったな。
「腐ったサッカー」だの、「ロングボールばかりのつまらないサッカー」だの大口叩いて世間を煽ったけれど、君達は結局何も得られなかったな。

きっとあーだこーだ、今日の試合にも屁理屈こいてくるんだろう。
でもね、「勝者は常に正しい」のだ。

ちっとはしおらしくせいや

勝てば官軍。でもロングボールばかりでつまらないサッカーだったのは事実。光っていたのは坂田だけだったし。勝ったから正しいかもしれないけど、ぼくは断然この意見を支持しない。

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