3枚紹介

amazonでオーダーしていた3枚のCDがやってきました。
まずは、今後に期待の若手パンクバンド。

BEGINNINGS」ハワイアン6←クリックで購入可能

BEGINNINGS

Hi-Standard横山健Pizza Of Deathレコードのイチオシアーティストで「Souls」以来のセカンドアルバムです。
ところでディーゼル(Ds)、クラッチ(vo,g)、タイヤ(b.vo)というのが、前作ミニ「Across the Ending」でのクレジットだったんですが、今回は今回はそれぞれHATANO、YUTA、TORU。改名なさったんですか?さらに今回は前作までプロデュースに名を連ねていたぼくの横山健の名前がthanksのみに登場と、少しずつヨコの傘の下から育って行っている感じでしょうか。


さてその内容ですが、いきなりメロディアスかつメタルチックなギターソロを挟む#1「TheLightning」からスタート。その後3曲目までメロディアスな曲が続いて4曲目でポップな「World」と前半はかなりコアな曲が続きます。「World」は前作のブレークチューン「MAGIC」に近い曲で、これを楽しみにしていたぼくとしてはやっと出てきたか。しかしその後は#5「A Cross Of Sadness」でグランジ的(莫迦)なアプローチのメロディアスチューン、#6「NO Fantasy」、#7「Crimson Sky」とそっち系が連続、そして#8「Rainbow, Rainbow」で再びポップチューン3メロ1ポップという配分ですか。ポップでありながら、重厚なギターリフに引っ張られるなかなか新境地な曲です。
#9「Thousand Of Snow」、#10「Crime And Punishment」は再びメロディアスで、最後の#11「I Believe」で再びポップと、11曲中3曲がポップチューン。


流れるように1枚聴き終わってしまうのですが、「MAGIC」な世界を期待して購入した人は少し肩透かしかもしれません。しかしこれは名盤ですよ。#3、#4、#8、#11以外ではダークなリリックが目立ちますが、これとてエヴァネッセンスに較べれば問題になりません(較べる対象が間違っています)。


ハワイアン6もハイスタの後継的な見方からは離れてきていると感じます。是非聴いて見てください。オススメです。



続いては、われらのエレファント・カシマシのライブベストが2枚同時発売。

野音 秋(Amazon.co.jp 独占限定盤)」エレファント・カシマシ←クリックで購入可能
野音 秋(Amazon.co.jp 独占限定盤)

日本 夏(Amazon.co.jp 独占限定盤)」エレファント・カシマシ←クリックで購入可能
日本 夏(Amazon.co.jp 独占限定盤)

初音源化の曲もあり、しかもライブ会場とamazonでしか購入できないという超名作。
ちなみに「野音 秋」は1996年の秋の野音の音源を中心に1997年、1999年、2003年、2004年の音源も入った14曲入り。なにより多分初音源化のライブの2曲目としておなじみの#2「夢を見ようぜ」と古い曲なのにかならず会場での人気が高い#6「珍奇男」がすばらしい。「ココロに花を」をリリースして脂の乗っているころのエレカシですね。


そして2枚目は2000〜2004年の夏のフェスティバルでのパフォーマンスを収めたもの。音がいかにも大会場です。#7「歴史前夜」のやたらな滑舌はナンだろうと思いつつ、おなじみの名曲#3「悲しみの果て」、#4「四月の風」など「秋」から歳を取って貫禄の出たミヤジの歌声はやはり男の年輪を感じさせてすばらしい。


いつまで手に入るか分かりません。今のうちにみなさん是非お手にとって見てください。といってもリアル店舗では売ってないのでライブにいくかamazonで買うしかないのですが。