ウクレレメソッド(その2)
課題曲(基礎編)
「サザエさん」だの
「荒城の月」だのといった児童唱歌だったり
「ハワイよいとこ一度はおいで」ひいては「やんなっちゃった節」だったり
好きでもなければいままで聴いたこともないような、よくテレビ埼玉とかで60歳くらいのおばさま方がムームー着てレイかけてやってるようなハワイアンだったり
ようは、つぶしの利かない、というか
「どこで人に聴かすねんこんな歌!!」
ってのばかりなのが現実。
まったく、今まで楽器に触ったことが無くてストロークの仕方や押さえ方自体も分からないっていう人なら、教本を買って勉強するのもありですが、一定のレベル(コードを押さえてボロンボロン歌に合わせて弾けるくらいのレベル)になったら教本はいったん放っておいて自分の弾いてみたいものにチャレンジしてみてください。
つじあやの
で、好きな方ならもちろん、聴いたことのない方にもオススメなのが、つじあやのさん。
つじあやのさんの歌は本人がウクレリストだから当然だけど、ほとんどの音がC、もしくはC以外でもカポで押さえてCで弾くというウクレレで一番ポピュラーなCのキーで作った歌なので、とても押さえやすいのです。つまり第1回で説明した、結構ウクレレには辛いBとかEが出て来にくいC、A、F、Gのコードで構成される曲がほとんどで、とても弾きやすいのです。
出世作「風になる」が収録されたアルバム「恋恋風歌」でいうと(JASRACな絡みもありますのでさわりだけね)
て感じ。
つじあやのさんの楽譜についてはご本人監修で楽譜集が2冊出てます。
「つじあやのと行く うららか ウクレレ散歩道」←リンククリックで購入可能
「つじあやのと行く うららか ウクレレ散歩道〈2〉コード付歌詞集」→リンククリックで購入可能
ジャカソロ
伴奏はコード弾きだけでラクだけど、人前で歌ったり人前でなくても音痴なので歌うのは恥ずかしいなぁという人には、ジャカジャカ弾くソロだから、「ジャカソロ」といわれるこんな曲がお勧め。
クレイジーG
これはハワイでは幼稚園児が最初に教わる曲だそうで、基本的なコードを押さえてじゃかじゃか弾くスタイルながらきちんとストロークを切って弾いてやれば、それなりの曲に聞こえるというありがたい曲です。
FFTことFive Foot Two, Eyes of Blue
これはもう少しコードの移調がしんどい曲ですね。シンコペーションも多いので大変です。
これらの曲はストロークが決め手なのでこういった曲でいろんなパターンを覚えて欲しいですね。
ジャカソロについてはジャカソロのみを収めたこんな楽譜が出ています。
「CDB96 名人カマテツのウクレレ一本勝負!! 究極のウクレ」←クリックで購入可能
普通のソロウクレレ
で、ギターやったことがない人は、それぞれ短音を弾くのって結構難しいとか。これは奥さんから聞いたんですが。
そういう人は弾き語りや、ジャカソロでレレに親しんだ後に、慣れてきたら
「ソロ・ウクレレのしらべ」←クリックで購入可能
「ソロ・ウクレレの調べ 胸に響く永遠のスタンダード編」←クリックで購入可能
「ソロウクレレのしらべ スタジオジブリ作品集 CD付 著者・演」←クリックで購入可能
「ウクレレジブリ―TAB譜付スコア」←クリックで購入可能
にチャレンジしてみるのも良いと思います。
いずれも演奏CDも付いて2500円程度とお得です。
へたに速さを原曲と同じに弾こうとしないで、ポロンポロンと鳴るウクレレの特質を生かして、オルゴール風にゆっくり弾いているうちにアルペジオやソロプレーのコツについてもつかめると思います。
この辺は他の楽器と同様反復練習あるのみですね。
レッスン方法
自分自身まだ初心者なもんで、ほかのベテランの方のウェブサイトをご紹介。
- H.M.ウクレレさんの目指せウクレレ生活は、最初のお外で弾いたときのお客さんがなんと!って言うところも含めて楽しいし、
- OK Factory MITAKAさんのところのは面白い話が満載で楽しいです。
こういった、最初ウクレレ経験のない人がいかにウクレレに染まっていったかっていう体験記を読んでいるだけでも、面白いものですよ。
それではウクレレメソッド(その2)はここまで、次回はいつになるやら。