世界クラブ選手権準決勝

リバポー圧勝

開始3分でピーター・クラウチさんが左にはたき、そこからのクロスを真ん中でシセが足の裏で前にちょん出し、これを倉内さんが長い右足を伸ばして鞭のようにしならせた。これでずいぶんと余裕の出たリバポーはのんびりとボールをまわす。
サプリサもやはりシドニー戦の前半同様のんびりしたゲーム運びで、これがこのチームのデフォルトなのか、と納得。
と思っているうちに32分またも左からのクロスがジャストでファーのジェラードへ。ジェラードはこれをノートラップでボレー、GKのつめるサイドへ放たれたシュートはポストに当たってゴール。前半のうちに2-0とします。

後半になってもゲームのペースは変わらず。後半13分には、ジェラードから左サイドへわたり、リーセへ、競り合いでこぼれたボールを倉内さんが拾いそのままGKと1対1となり右隅へ流し込み3-0。
20分からはリバポーはジェラード、ヒーピアシャビ・アロンソを下げる余裕の展開。
しかもチェルシー戦並みのCL仕様のガチンガチンのカテナチオを見せたリバポーは結局3-0で圧勝。

サンパウロ余裕の勝利

昨日の試合、スコアは3-2の接戦でしたが、スコア以上に実力差を感じる試合。サンパウロファンは安心して見ていられたんじゃないでしょうか。
前半圧倒的にボールを支配して16分にアモローゾが先制。アルイテハドもカウンターからの抜け出しで、カロンのシュートからノールが同点ゴール。前半は意外な展開で1-1で終了。
しかし後半2分にシシーニョのクロスからアモローゾが2点目を決めこれでゲームは事実上終了。12分にはPKをGKセニが決めて3-1としました。
アルイテハドは23分、モンタシャリが1点差に詰め寄るゴールを決めますが、そのまま終了。

やはり決勝は前評判どおりといえば当然ですがサンパウロvsリバポーに決定です。