高校サッカー準々決勝

tatsumine2006-01-05

鹿児島実業 1-0 滝川第二

結果は、1-0。でも試合開始直後の得点を守りきっての勝利ではありませんでしたね。前後半でまったく表情の違う試合でした。
鹿児島実業は、開始1分速攻から右サイドを破ってあげたクロスを中央で頭ですらしたところを逆サイドで豊満が振り抜いていきなり先制。その後も滝川第二を圧倒的に攻め立てます。
なにしろ滝川第二の1stシュートは前半34分。それまでほとんどエース森島にボールを入れられない状態でした。そのまま圧倒的な鹿児島実業ペースで前半終了。

しかし後半は打って変わって滝川第二の圧倒的ペース。シュート、FKが連続してポストをたたく不運もあり、なかなか点を奪えません。24分までに3人の交代枠を使い切る積極的な交代策も実らず、最後はお互い決定機を作りながら守備の集中力で守りあう展開。

そのままタイムアップとなりました。栫、森島の両エースとも得点はなりませんでしたが、その才能の片鱗は十分にうかがえる好試合でした。

多々良学園 2-1 鹿島学園

前半13分多々良は右サイドのクロスを2人の選手がすらし中央にこぼれたところを斉藤がオーバーヘッドでふわりと決めたすばらしいゴール。
後半に入り鹿島も佐々木が同点に戻しますが、多々良は石田がヘディングで叩き込んで2-1で終了。

遠野 3-2 広島観音

今大会台風の目・遠野は快勝するも、準決勝は3人出場停止。苦しいです。

野洲 1(PK)1 大阪朝鮮

大阪朝鮮は15分趙栄志が右からのクロスをダイレクトで決め先制するも野洲・青木の左サイド突破からスーパーサブ瀧川に押し込まれて追いつかれPK戦へ。
PK戦野洲が3人連続決めたのに対して大阪朝鮮は1人目3人目が失敗。4人目は両校とも外して3-1で野洲が準決勝進出です。

準決勝

この結果準決勝の組み合わせは、

に決定。遠野は苦しい戦いです。もう一試合は多々良・ハウバートvs野洲・青木が見ものですね。