スーパーボウル

今日はアメリカンフットボールNFLスーパーボウル
なにせぼくが一生懸命アメフットを見ていたのは15年くらい前までですので、知っている選手が全然いません。かろうじてピッツバーグのカウワー、シアトルのホルムグレンという両ヘッドコーチを知っているくらい。

なんとなく名前を聞いたことがあるピッツバーグQBロスリスバーガーはともかく、シアトルのほうは、あれ?ジョン・キトナっていうQBがいなかったっけ?という程度の知識です。

さて試合のほうは前半はDF合戦。両チームともDFが踏ん張り、特にシアトルディフェンスのがんばりはピッツバーグに1つの1stダウンも与えず,
インターセプトもあったりでこう着状態。シアトルはいくつかダウンの更新もあり、パスインターフェアで取り消されたTDパスもあったりしましたが、FGによる3点のみ。

しかし前半終了間際、ピッツバーグQBロスリスバーガーの苦し紛れのショベルパス*1が決まり始めての1stダウンを更新すると、そのままプレーを続け最後は3rd&Goalをジェローム・ベティスのブロックの後ろからロスリスバーガーが飛び込み逆転TD。
リプレーで見なくとも、ゴールライン直前でボールデッドになっているように見えましたが、結果は変わらず、その次のプレーもシアトルのFG失敗に終わり前半は3-7でピッツバーグリードで終了。

さてハーフタイムショーはローリング・ストーンズイングランド出身の彼らですが、ミックは映画化もされた81年ツアーのコスチュームがアメリカン・フットボールのプロテクターまで降る装着した姿だったり、アメリカ人の中でもアメリカのバンドだと思っている人も多いんだろうな、と。
全然違和感なかったし。ベロ型の中にはいってた観客は一生の思い出だ。それにしても最近はラディカルな発言が目立ったストーンズですが、アメリカンパワーの象徴であるスーパーのハーフタイムショーで歌うってのはどんな気持ちだったんでしょうね。

01 Start Me Up
02 Rough Justice
03 (I Can't Get No)Satisfaction

さて後半開始2回目のプレーで中央を抜けたピッツバーグRBパーカーが右サイドラインを走って75ydTDラン。これでモメンタムはぐっとピッツバーグに。その後もピッツバーグが圧倒。試合を決めるかと思われた3rd&6toゴールの場面で、パスを選択したロスリスバーガーのプレーはなんとインターセプト、一気に敵陣20ydまでリターンします。
シアトルQBハッセルベックはこのプレーをしっかりとTDパスに結び付けて10-14と返します。その後は、両チームともDFががんばって再びこう着状態に。
しかしピッツバーグのリバースプレーからボールを得た元QBのWRランドルエルの投じたTDパスが決まり10-21。あまりに大きな得点となりました。

そのまま、シーホークスはモメンタムを握り返すことなく、最後の攻撃もハッセルベックがパスを次々決めるものの、タイムアウトがないシーホークスはそのまま時間を流してしまい、10-21で終了。

ロスリスバーガー、ハッセルベックという新鋭QBの調子がどちらもよくなく、ミスも多く、ちょっとしまらないゲームだったのが残念ですね。

*1:アンダースローですぐ前方のパサーにパスするプレー