ワールドカップ2006ドイツ 4日目

チェコ 3-0 USA

気を取り直して4日目そのほかの試合。チェコは5分グリゲラの攻撃参加右サイドを駆け上がり綺麗なクロスをあげると真ん中でコラーがフリーでシュート。これが決まってやすやすと先制します。
さらに36分まさにウルチカパスと呼ぶにふさわしい細かいパスワークから最後はネドヴェドが上げたクロスがコラーに届かずDFがクリアしたボールをロシツキが拾いそのままミドルシュートを決めて2-0
40分過ぎにコラーが足を痛めて交代しますが、USAは後半25分過ぎまではほとんどノーチャンス。
せっかくペースをつかみかけても31分ネドヴェドからハーフラインあたりのロシツキにボールが渡るとそのまま走り抜けられてシュートを決められ万事休す。
なんと今大会、ダークホースとして期待されたUSA、緒戦でまさかの大惨敗です。

イタリア 2-0 ガーナ

アッピアエッシェン中心にポゼッションサッカーを展開するガーナとカテナチオ時代とは違い高いプレスポイントからピルロトッティのロングボールを2トップに入れてくるイタリアの戦いは、まずイタリアが11分カウンターから最後はジラルディーノがシュート、これはGKがはじいてポストに当たって外に出ます。さらにトーニがダイレクトパスを受けて抜け出してのシュートはクロスバーに嫌われます。
対するガーナも29分ギャンが素早いボールつなぎからシュート。と大きな展開から両チームシュートシーンを作ります。エッシェンもドリブルから積極的にシュートを放っています。

均衡が破れたのは40分、ショートコーナーかを受けたピルロがガーナDFのチェックが遅いところ中に1歩入って放ったミドルが決まりイタリアが先制。枠内シュートはイタリア8本に対してガーナ1本、正確なシュートを放ってきたイタリアが前半をリードして終えます。

後半もポゼッションのガーナ、ロングボールのイタリアという構図で推移するゲームですが、またも終盤に差し掛かるところ、イタリアは直前にデルピエロをトーニに代えて投入し、イアキンタを前線に上げたばかりでした。
38分ピルロがクフォーからボールを奪って前線のイアキンタに送ると、そのまま抜け出してGKもかわして追加点。
ガーナはポゼッションしながら押し上げたサイドのスペースを使われてしまいました。

こうなるとイタリアはがっちりキープに入り、そのまま2-0でゲームを終えました。

この試合もミドルシュートがかぎになりましたね。