ワールドカップ 準々決勝 2日目

準々決勝2日目は、ポルトガルイングランドを、フランスがブラジルを破り、それぞれ準決勝に進出。
これで準決勝は、
ドイツvsイタリア
ポルトガルvsフランス
という組み合わせとなりました。
ポルトガルが最後の希望です。

イングランド 0(PK1-3)0 ポルトガル

前半から相手の長所を消しあうサッカーで膠着した状態。
後半ルーニーカルバーリョの急所を踏み潰したあと、審判に抗議するマンチェスターユナイテッドのチームメイト、クリスティアーノ・ロナウドを審判の前で小突いたとして一発レッド。
これでイングランドはカウンターサッカーを徹底、J.コールを下げて倉内を投入。

延長も前半後半を通してポルトガルが攻め立てながらイングランドの堅守を崩すことが出来ず。準々決勝2試合目、今大会3試合目のオエナルティシュートアウトに。

ポルトガル ○シモン ×H.ビアナ(post) ×ペティト(post) ○ポスチガ ○C.ロナウド
イングランド ×ランパード(saved) ハーグリーブス ×ジェラード(saved) ×キャラガー(saved)

結果すべてのキックにはんのうして4本中3本をセーブしたリカルドのネ申っぷりにより、ポルトガルが準決勝進出。良かった良かった。

ブラジル 0-1 フランス

ブラジルはロナウドの1トップにシャドーでロナウジーニョを配する布陣として、なんとか稀代のクラッキを生かそうとしますが、デブはやはりデブ。
ボールを受けてもトロトロと走って誰かの足にかかってこけるプレーを続けるだけ。
後半12分ジダンの左サイドからのFKを大外でアンリが丁寧に決めて先制すると、その後もカウンターからリベリーが再三チャンスを作ります。

対するブラジルはクラッキの創造性をあきらめて、アドリアーノを投入。少しは動くアドリアーノをスタートから使っていればなぁと思いますが、結局ブラジルはフランスを攻めきれず、フランスが逃げ切り勝ち。
ブラジルはロビーニョという次代のクラッキを活かしきれず、結果カカ、ロナウジーニョというノリノリのクラッキの個性を殺してまで、デブに固執した結果姿を消しました。

これで南米勢は準々決勝で姿を消すことになってしまいました。残念です。