中田英寿、引退表明

プレミアリーグボルトン所属の中田英寿選手が、自身のウェブサイト「nakata.net」で引退を表明したようです。中田の大ファンである友人はおそらく今頃悲嘆にくれていることでしょう。大ジョブですか?>AJさん


各ニュースサイトでも続々とニュースが速報されているところですが、現在のところnakata.netは非常に混雑しており、閲覧できない状態です。


ワールドカップの前から引退の意志を固めていたそうで、ブラジル戦後の燃え尽きた様子はまさに灰になった状態だったのでしょうね。

平塚で開花して、ペルージャで満開となった中田の才能は、ローマでのスクデット獲得という成果を生みましたが、スタメンの座を求めて移籍したパルマでのつまづきが、中田の選手としての魅力をスポイルしてしまったのが残念でした。
ボローニャ期限付き移籍して一瞬の輝きが戻ったものの、フィオレンティナではグロインペインで出遅れた上に不振の責任を取らされるかのように出場機会を失い、ボルトンでも屈辱的な扱いを受けていました。

ワールドカップ最終予選からセグンドボランチとしての可能性も見せており、さらに当然ながらまだ世界で戦える実力を備えている選手であり、大変残念です。
しかし、平塚時代から自らこの日の来ることを宣言し、そして実際にそのように行動したヒデ。

昔しゃべっていたように実際に公認会計士になるとは思えないけれども、クリンスマンのように海外に活躍の場を求めてスポーツマネジメントに携わったり、いろいろな可能性はあるでしょう。アメリカにビル持ってるらしいし。

翻意する可能性は低いと思います。
今は彼の決断を尊重し、12年間プロサッカー選手としてぼくらにすばらしいプレーを見せてくれたヒデに感謝したいと思います。
そして稀代の名選手の現役時代とシンクロできたことを本当に幸せに思います。


みんなの心の中にそれぞれの中田英寿が去来していることとおもいます。
僕はもう一度セリエAデビュー戦の2ゴールと、雨中のコンフェデでの地を這うFKを見たいですね。

中田英寿選手略歴

通算成績