準決勝第1試合 ドイツvsイタリア

前半イタリアが試合を支配。トッティカモラネージを中心に試合を作るイタリアに対して、ドイツは不安定といわれたDFとレーマンが守り抜きます。
後半は早めにシュバインシュタイガーオドンコールというスピードスターを投入したドイツがペースを握りますが、こちらもカンナバーロを中心に守り抜き、延長戦へ。

延長開始とともにイタリアはイアキンタを投入。さらに途中でデルピエロも。
延長開始早々ジラルディーノが決定的なシュートもポストへ、さらにザンブロッタのシュートはバーに阻まれます。ドイツも終了間際にはポドルスキーのどフリーでのヘディングも枠を外して延長後半へ。

延長後半もピルロのミドルに対するレーマンのファインセーブなどもありペナルティシュートアウト濃厚と思われましたが、終了間際こぼれ球を受けたピルロが右に流れてエリア内のグロッソにスルーパス。これをグロッソがダイレクトでゴール左隅に決めてイタリアが先制。
これで前に出たドイツに対してロスタイム、イタリアはカウンターからジラルディーノが最後は左のデルピエロにパスをわたしてこれを決めて2-0。この瞬間試合終了の笛が鳴り、イタリア12年ぶりの決勝進出です。

ドイツ・レーマン、イタリア・カンナバーロの2人の守りが光った試合でしたが、最後の最後守りきれなかったレーマン敗れ去りました。