香月本店

tatsumine2006-07-27

最近ヘルニアの治療で隔週くらいで恵比寿に行っておりまして、本日も行ってまいりました。予約診療が大体中途半端な時間で終わるのでラーメン屋もすいている時間でして、いつもは旭川ラーメンうえだか京都屋台ラーメンのよってこや辺りをチョイスするのだけれども、今日は実に久々に元祖背脂系の香月本店に行ってまいりました。

香月を初めて食べたのは今でもはっきり覚えているんですが1996年の夏でしたので、ちょうど10年前ですね。会社にラーメン好きの先輩がいて、YGPのライオンで酒飲んだあとに連れてってもらったんです。ちなみに九州じゃんがらを初めて食べたのもこのころ、同じ先輩に表参道で飲んだあとに連れてってもらったのでした。

で、その香月最後に食べたのはまだ奥さんと結婚する前なので1998年の春ごろですかね。渋谷の道玄坂の上にある支店で食べたので8年以上食べてなかったのです。
初めて食べた時の印象はなにしろ背脂系は初めての経験で「あーこりゃうまいな。こんなラーメンがあったんだ。」って感動したんですが、その後いろいろラーメンも食べるようになって、最後に食べたときは、「そこそこうまいね、安心できる味だね。」って感じで、渋谷店がなくなると同時に食べなくなってたんですね。

で8年ぶりに食べた感想は
「相変わらずそこそこうまい。」
でした。でも、8年前よりもラーメン屋の数もぐんと増えて、美味しいラーメンが市場に出回って、美味しくないラーメン屋はしっかりと淘汰されている中で、8年間同じように
「そこそこうまい」
というポジションを維持するのも結構大変なんじゃないでしょうかね。

多分8年前にぼくが「そこそこうまい」
と思った味と、今日僕が「そこそこうまい」
と思った味は同じ味じゃないんですよね、多分。
店も切磋琢磨して「そこそこうまい」を維持しているはず。

ということでそこそこ感動してしまったのでした。

だからって、多分次回はまた「うえだ」か「よってこや」に行くとおもいますが。香月はまた8年後くらいでいいや。器でかすぎだし。