親善試合 U-21日本代表vsU-21韓国代表
日本は序盤から中盤でのルーズボールを韓国の素早い出足に奪われまくりでゲームを支配されます。
DFも危ないところでファールを繰り返す危なっかしい展開で、スピードでも凌駕されていました。
日本は右サイドで水野が一人気を吐き相手のマークをものともしない正確なクロスを放ち続けますが、平山の1トップでは飛び込む動きが絶対的に足りず。
すると前半ロスタイム、中から3人のマークをものともせずに右をぶち抜いたヤンドンヒョンにぶち込まれて日本は必然の前半リードを奪われる形となります。
後半も同じような展開が続きますが、左サイドで孤立気味だった苔口、家長に代えてカレン、伊野波を投入したことでボールを受けるだけの平山とは違う、裏へ抜け出す動きが出るようになります。
29分には再三いいクロスを上げ続けてきた水野から矢のようなクロスがファーの増田へ。これをDF2人の間に体を押し込んだ増田が頭でねじ込み、日本は同点に追いつきます。
その後も日本は韓国と互角の戦いを続けましたが、試合はそのままタイムアップ。
日本の選手はテクニックで韓国を上回っていたと思いますが、局面のスピード、ボールへの寄せ、ルーズボールへの食いつきという気迫に関わる部分でかなり韓国に水をあけられていると感じました。
テレ朝核沢の実況でフィルターがかけられており、かなり選手の出来不出来の実感に差がつくかと思われますが、今日の採点
- 松井 5.0:しっかりとキャッチできない場面が目立った。ポジションも不安定。
- 中村 5.5:もっともっと水野とからみたい。
- 青山 5.0:前線を制圧された。
- 千葉 5.0:ファールでしか相手を止められなかったのは痛い。
- 家長 5.0:ディフェンダーとしては難しい。
- 水野 6.5:水野だけレベルが違っていた。
- 青山 5.5:積極的なミドルは良かったがそれだけ。
- 増田 6.0:平山が攻撃に絡めない中、得点を挙げた。
- 梶山 5.0:舵取りに苦労した。
- 苔口 5.0:サイドで孤立。
- 平山 4.5:ボールを待っているだけではゴールは遠い。
- 伊野波 6.0:サイドで攻撃的にがんばった。
- 細貝 5.5:急遽出場ながらまずまずのプレー
- 谷口 5.5:見せ場作れず
- 乾 6.0:最終盤、いい攻撃への絡みが見れた。
- カレン 6.5:リズムを見事に変えた。