今年の10枚

さて今年のたつまわり音楽界はいろいろあった年でした。毎年いろいろあるんですけどね

1月にクーラ・シェイカーが活動を再開。3月にARBが活動を停止DEPAPEPE押尾コータローつじあやのという豪華アーチストのイベント「SoundBreeze」を観に行き、かなり真面目にウクレレに取り組むようになり、エレキウクレレを買ってさらにケロログというブログサイトで演奏の公開をしてみたり、6月にはMTVの公開録画でつじあやのを真近で見、妻に至ってはそこでつけたあだ名「ひょろりさん」が採用されてしまうという…。
ライブはつじあやの押尾コータローばかりでしたが、それぞれ成長して行く過程をしっかりと見れました。

そしてCDでもいろいろな音楽を聴くことの出来た年でした。音楽ダウンロードが全盛となった今でも、やはりパッケージCDを買って、スロットに押し込んで再生ボタンを押すときのドキドキ感はLP〜CD世代にとって特別なものです。そこで今年の10枚。基本的には今年発売された10枚ということで限定しています。

  • 1位 「ウクレレ栗コーダー栗コーダーカルテット
    • 圧倒的な存在感で力の抜けた音楽を奏でる彼らのノンパワーにノックアウトされました。
  • 2位 「Songs About LoveMaroon 5
    • これだけは2年前の作品になります。聴かず嫌いを公開した1枚です。はずれ曲なしの素晴らしい作品です。デビュー当時のジャミロクァイを思い出しました。
  • 3位 「CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection」、「CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collectionスピッツ
    • 今までそれぞれのヒット曲については知っていたスピッツを掘り下げて聴く機会となったベスト盤2枚です。すっかりカラオケの十八番がスピッツになってしまいました。
  • 4位 「EmpireKasabian
    • 2作目のジンクスも何のその。大ヒットした1作目をトータルでは上回る力作です。ヒットチューンはなくとも、こういう作品が作れればこれからも大きくなっていくバンドだと期待出来ます。
  • 5位 「はじまりの時つじあやの
    • 「つじベスト」と迷いましたが、あたらしいつじあやのを期待させたという点でこちらのミニアルバムをチョイスしました。いままでの「ぼく」「きみ」目線から「わたし」「あなた」目線への転換。ドキッとするような色っぽい歌詞。これからの展開が楽しみになる1枚です。
  • 6位 「The Open Door」Evanescence
    • 1stアルバムで大ブレーク直後、男女関係のもつれ?からソングライター、ベン・ムーディが脱退という最大の危機から、2ndアルバムが出るのにずいぶん時間がかかりましたが、クオリティの落ちないアルバムを届けてくれました。
  • 7位 「町を見下ろす丘エレファントカシマシ
    • いい具合に力の抜けた佳作です。力をこめすぎない宮本がぼくは一番好きです。
  • 8位 「Sympatico」The Charlatans UK
    • 2nd、3rd時代のスリリングなシャーラタンズが戻ってきたようだと思いました。
  • 9位 「THE LIFE PURSUITBelle & Sebastian
    • ネオアコバンドですので、いわゆるネオアコベルセバを期待するファンにはかなり不評だったアルバムですが、ぼくはノーザンソウルトリビュートソング、「Legal Man」が一番のオキニというひねくれモノなので、このアルバムはかなり気に入ってます。
  • 10位 「ColorblindRobert Randolph and the Family Band
    • この期に及んで日本盤の発売がないファンキーペダル・スチールのロバート・ランドルフの3作目。今回はクラプトンをはじめビッグアーチストと競演し、幅を広げています。

それにしても、脈絡のない10枚ですね。