久保竜彦加入、吉武緑へ移籍

さて、年末から長らく噂に上っていた「あの人」の去就がついに明らかになりました。

久保 竜彦選手 完全移籍加入

横浜F・マリノスより久保竜彦選手が横浜FCへ完全移籍加入することが決定しましたことをお知らせいたします。

久保竜彦(くぼ たつひこ)選手≫
■生年月日:1976年6月18日(30歳)
■出身地:福岡県
■身長/体重:181cm/73kg
■ポジション:FW
■略歴:筑陽学園高校−サンフレッチェ広島横浜F・マリノス

Jリーグ出場記録:
年/所属チーム/リーグ戦(出場・得点)/カップ戦(出場・得点)/天皇杯(出場・得点)
1996/広島 J/22・2/10・4/3・0
1997/広島 J/22・7/5・1/2・0
1998/広島 J/32・12/3・0/3・2
1999/広島 J1/25・13/4・1/0・0
2000/広島 J1/24・11/3・0/2・1
2001/広島 J1/30・15/6・4/2・0
2002/広島 J1/28・7/0・0/4・2
2003/横浜M J1/25・16/4・0/2・1
2004/横浜M J1/19・4/0・0/0・0
2005/横浜M J1/10・1/1・0/2・4
2006/横浜M J1/29・5/4・3/2・0
(合計) J1/266・93/40・13/22・10

ちなみに代表での成績は
98年1(0)、99年1(0)、00年5(0)、01年2(0)、02年5(0)、03年3(2)、04年9(6)、05年0、06年6(3)、通算32試合11得点

知らぬモノはいない、抜群の得点感覚を備えたFWが横浜FCに加入しました。
その実績は語るまでもないでしょう。腰痛の影響で出場機会を失いながらも鞠公でも結果を残し続けた久保。横浜でもがっつり得点王争いに絡むくらいの活躍を期待しています。
長く現役を続けるための、体調管理についてはカズというすばらしいお手本がいますし、無二の親友である奥も先に横浜に加入しています。広島で2トップを組んだ高木監督もいますし、活躍できる下地はしっかりと出来ていると思います。
鞠公でなめた辛酸を横浜ではらしてもらいましょう。えらそうですが、歓迎します。



そしてぼくが志賀で滑りまくっている間に、ツヨの移籍先が決定していました。

吉武選手移籍のお知らせ

吉武剛選手が東京ヴェルディ1969への移籍が決定いたしましたので、お知らせいたします。

吉武剛選手 プロフィール】
■生年月日:1981年9月8日
■出身地:三重県
■身長/体重:174cm/66kg
■ポジション:MF
■略歴:国府小―平田野中―津工高
■本人のコメント:
「新チームでは、横浜FCで過ごした7年間を自信にがんばります。温かい応援、本当にありがとうございました。」

吉武剛横浜FCでの成績

JFL時代
2000年 6試合
J2
2001年16試合1得点、天皇杯4試合2得点
2002年41試合2得点、天皇杯3試合1得点
2003年14試合2得点、天皇杯2試合1得点
2004年9試合
2005年27試合2得点、天皇杯2試合
2006年27試合2得点、天皇杯1試合
通算
JFL6試合、J2で134試合9得点、天皇杯12試合4得点

2000年津工業高校から横浜FCに加入。
がむしゃらなドリブルと甘いマスクで女性ファンのココロをわしづかみにしたツヨ。
2002年には41試合に出場、サイドからのドリブルでチームMVPに選ばれるまでの選手に成長しましたが、03年、04年は怪我で出場機会を失う不運に見舞われます。
2005年はあこがれのカズ加入に歩調を合わせるかのように調子を上げて巻き返しを期待されました。
今シーズンは、シーズン序盤には左右のサイドハーフとしてスタメン出場を続けていました。しかし、アウグストの左サイド定着、内田の右サイドコンバート等で、シーズン後半出場機会を失います。それでも2006年9月には、モデルの岡田真寿美さんと結婚、なおいっそうの飛躍が期待されていました。しかし、来期に向けての最終テストと目された天皇杯3回戦のバンディオンセ神戸戦でも結果が出せず、戦力外通告を受けていました。

よりによって東京ヴェルディは、チリチリ監督の下大変なシーズンになると思いますが、ツヨのがんばりとがむしゃらなプレーはきっとヴェルディサポにも愛されるはずです。
耐えるときは耐えて、機会を得たらしっかりとアピールして、出場機会を得てほしいものです。

ガンバレ、ツヨ!!

さてさてこれで、out→in
アレモン(?)→シウバ(緑☆→ビトーリア)
城(引退)→久保(鞠)
アウグスト?(?)→アドリアーノ(トゥーン)
広野(名古屋)→岩丸(神戸)
とストライカー、センターフォワード、左サイド、3rdGKと失ったポジションで順当以上の戦力上積みに成功。さらに
弱点であった右の攻撃的MFの候補として、経験豊富な奥(鞠)、天才肌の玉乃(徳島☆→緑)という怪我でまるっきり計算できなかった渡辺光輝(?)、韓国への帰国が濃厚なチェ・ソンヨン(?)を上回る人材を確保。
FWの控えとしては、富永(?)に代わり藪田(福岡)の復帰とこれまたグレードアップ。さらにヨンデしかいない中盤の潰し役として緑で将来を嘱望された根占(緑)を獲得し、弱点の補強も順調です。
左SBのなかじの控えとしては、小林(?)に代わり和田を清水からレンタルで獲得。トゥイード退団以来のCBの核としてアンデルソン獲得と、満点に近い補強を行っていると思います。当然即戦力として、フルで難波(流経大)をみれるのも非常に楽しみです。

吉武(緑)、北村(山形)、金澤(水戸☆)、吉岡(草津☆)、河野(水戸☆→徳島)といった控え選手を失ったものの、明日の新体制発表の席ではさらに新加入の増えることも期待されます。昨年の新体制発表とはずいぶん景気が違いますね。
非常に楽しみなスタートが切れるのではないでしょうか。