J2第1節 対徳島ヴォルティス戦@鳴門

横浜FCはアウェイ徳島でJ2開幕戦を戦い、劣勢の中でも効果的な先制点、追加点を奪い2-0で勝利。
都並監督に初の開幕戦勝利をプレゼントし、J1復帰に向けて好発進を飾りました。

徳島 0(0-1)2 横浜FC

横浜は、予想通りにハヤが欠場したDFラインは洋介、吉本、八田、アツ、エリゼウをくさびに置いた、ネジ、ヤマタクの2シャドーにタッキー、長谷川のウィングという4-5-1(4-1-4-1)をひいてきました。

対する徳島はCFの林の高さを生かし、そのセカンドボールを左MFの玉乃が積極的に展開して横浜ゴールを脅かしたようです。
横浜は玉乃とマッチアップする右SB洋介が狙われて再三のピンチを招いたようですが、前半は劣勢の中、ヤマタクのロングシュートで1点リードで終えることが出来ました。

後半15分に早くも洋介に代えて須藤を投入し、ヤマタクを右SBに下げて3ボランチにして守備を固めた横浜ですが、17分にアンデルソンの個人技からの反転シュートが決まり2-0として、堅守横浜としては盤石の体制を築きました。

結局その後は長谷川に代えて59を投入して2トップとして、前線からのプレスを強め、さらにタッキーに代えてトモキチを投入して守備がためを行い、攻勢に出る徳島をいなして試合終了。
と、見てきたような事を書きましたが、全て現地組からの情報と、速報板などからの断片的な情報です。

試合はほぼ90分を通して中盤省略の放り込みサッカーで、試合内容は徳島が凌駕していたそうなので、戦術の熟成などはまだ先のことでしょう。
オンザジョブトレーニングで熟成を進めていくしかない現状ですから、次節早くも訪れる正念場・神奈川ダービー湘南戦でも、同じようにねばり強く守って、少ないチャンスを個人技で打開する戦いが続くと思います。

しかし、長丁場のJ2何よりも大切なのは勝ち点です。
初戦を気持ちよく勝てたことで波に乗っていきたいものです。

右SBの洋介はかなり穴になっていたようで、早急な修正が必要ですね。ヤマタクあるいはトモキチの右SB、須藤の先発起用も念頭において、1週間で課題の修正を行っていって欲しいですね。