J2第33節 対モンテディオ山形戦@ニッパツ三ツ沢

骨折のため本日は観戦不参加です。うちのTVはスカパーではないのでネット観戦でした。
結果はホーム三ツ沢でまたしても惨めな惨殺。
今日も監督采配で傷口を広げる敗戦でしたね。現地の皆さんお疲れ様でした。

横浜 1(1-1)4 山形

  • 出場選手
    • 横浜 GK小山健二、DF中田洋、エリゼウ、山田、太田、MF滝澤(78分 小野)、根占(78分 三浦知)、三浦淳チョ・ヨンチョルFWアンデルソン、池元(71分 長谷川太)。 <サブ>GK岩丸、DF吉本
    • 山形 GK清水、DF宮本、レオナルド、石井、石川(83分 渡辺)、MF北村(78分 馬場)、秋葉、佐藤、宮沢(67分 宮崎)、FW長谷川、豊田。 <サブ>GK内藤、DF小原

試合前雑感

山形は長谷川、豊田の2ポストを起用してきました。うちはヤツという空中戦J2随一の男を欠いています。そこを見事についてきた人選でしょうが、相性がよくないといわれる、この2人のセットのうちに点を奪われると、この後には千葉からやってきたキープ力のある馬場が出てきそうです。サイドからのクロスのケアは右SBがヨースケですから難しいでしょう。
0で入る意識よりもサイドを制圧して相手に上がる暇を与えないくらいでお願いします。

横浜は、また珍妙な人選です。よしもっちゃんがいるのにCB本職がいません。山形の高さにどうやって対抗するつもりなのか迷監督の意図はさっぱり分かりませんが、オリンピックを経験して成長してきたはずのヨンチョルは監督の抜擢に応えてください。
FWは自然と中アンジ、右ヨンチョル、左イケの3トップっぽくなることが予想されます。
そこにねじをアンカーにタッキー、アツが交互に中へ飛び込んでいければ、決して磐石ではない山形の守備を切り崩すことは出来るはずです。ヤマタクというバランサーを最後尾に使わなければいけない以上、前半のゲームはヨンチョル、イケの仕掛けと、アツ、タッキーといったパサーを両SBが追い越していく動きがどれだけ出来るかもポイントになるでしょう。

とにかく勝ち点3を得て、奇跡への挑戦権を勝ち取ってください。

試合経緯

試合はやはり豊田と長谷川の呼吸が合わない時間帯が多かったと言われた序盤に、横浜が押す展開でスタート。
右からのクロスにあわせて最初にゴールネットを揺らしたのも横浜でしたが、これはオフサイドでノーゴール。

逆に山形も10分にきたむーがヘディングシュートを放つもバー直撃。
そして先制は横浜。山形のサイトによれば、28分ルーズボールの処理をミスった山形清水、これをしっかりとアンジが持って、シュート、これが決まって先制です。

これを守りきり前半リードを保ちたかった横浜ですが、山形速報サイトでも「くさい」といわれる微妙な判定ですぐに山形に追いつかれます。
32分山形の左サイドバック石川が自陣から出したロングフィードに、豊田がオフサイド?ぎりぎり?のタイミングで抜け出してシュート。これはこーやんが当てるも、そのままゴールイン。
前半はこのまま1-1で終了です。

後半は焦って頭で動くなんてことがないようにお願いしたいものです>迷監督
後半先に動いたのは山形。後半22分宮沢に代えて宮崎を投入し、これが見事に当たります。
その1分後、左CKをレオナルドが決めて逆転されます。
横浜は26分にまたも後手を踏む形でイケに代えてタローを投入。
しかし山形は、32分代わった宮崎が左サイドを駆け上がりそのままエリア外から強烈ミドルを突き刺して突き放されます。
横浜の最大の弱点GKを的確についてきましたね。

こうなると横浜はメタメタです。
直後あわてた迷監督が矢継ぎ早にタッキーからトモキチへ、ねじからカズに変えた3分後、右からのクロスをファーで長谷川に決められ、完全に勝負ありです。いつか見た風景が今日もまた繰り返されました。

試合後雑感

予定調和の虐殺劇。
前半同点で終えてしまったことがすべてでしたね。
僕は、逆転可能な数字として、残り試合につき勝ち点1を想定していました。
しかし、この敗戦で試合数が同じ4位湘南に対して残り12試合で13点以上の差をつけられることが決定です。いわば奇跡への道も絶たれたと考えてよいと思います。

今まで決して口に出すことはなかった言葉ですが、もはやぼくらに昇格は無理だと思います。
僕らは残留するでしょう。
監督力が最大の要因ではありますが、フロントの実力、サポの力すべてにおいて、僕らはJ2に残留すべきチームでしかないと思います。
フロント、迷監督、サポーター
膿はすべて今年のうちに出し切って来年もJ2でがんばりましょう。