来年のJ2他とリティ

リティが、リヒテンシュタインにあり、スイススーパーリーグに所属するFCファドゥーツの監督に就任したそうです。

ファドゥーツ新監督にリトバルスキー氏

元西ドイツ代表MFのピエール・リトバルスキー氏(48)が4日、リヒテンシュタインのクラブでスイス・スーパーリーグに所属するFCファドゥーツの監督に就任した。解任されたハインツ・ヘルマン監督(50)の後任になる。

●初挑戦のリーグで低迷
ファドゥーツは2007-08シーズンに初のスイス1部リーグ昇格を決めたが、今季は13試合で勝ち点11にとどまり、10チーム中8位に低迷している。スイス代表として同国歴代最多の117試合に出場したヘルマン監督は、2007年7月からチームを率いていたが、アシスタントコーチのビットリオ・カルゾ氏、GKコーチのステファン・レーマン氏とともに解任された。

●日本などで監督経験
リトバルスキー氏はスポーティングディレクターも兼業する条件で、ファドゥーツと2年契約を結んだ。アシスタントコーチとGKコーチには、ロベルト・ヤスパート氏とトーマス・サボー氏がそれぞれ就任することが決まった。リトバルスキー氏は1990年のFIFAワールドカップを制した西ドイツ代表の優勝メンバー。指導者に転身してからは、2001-02シーズンにMSVデュイスブルクを率いたのを除き、欧州以外のチームを率いることが多かった。横浜FCの監督を2期務めたほか、シドニーFCアビスパ福岡、イランのサイパFCで指揮官になった。

●唯一のUEFAカップ出場権
リヒテンシュタインには公式リーグが存在せず、リヒテンシュタインカップの優勝チームが同国に与えられる唯一のUEFAカップ出場権を獲得できる。ファドゥーツは同カップを11連覇している。

ヨーロッパではデュイスブルク以来の監督就任ですか。がんばってください。


さて、国内リーグもいよいよ佳境。J1、J2は残り4試合となり、降格、昇格、J入会に向けてラストスパートです。うちには関係ない話なんですが…。
J2は勝ち点的に広島が優勝を決定した他は、2位山形、3位仙台が4位との差を6点以上に広げており、残り試合を考えると、この3チームで決まりではないかという感じになってきています。
あとは東北の2強がどちらが入替戦に回るか、という状況。

J1は札幌がJ2降格を昨年のウチと並ぶ最速で決めた以外は17位磐田から9位神戸までに自動降格の可能性があるという大混戦。勝ち点的に見ると、神戸はなさそうな感じで、10位鞠公以下の8チームが自動降格と入替戦回避に挑んでいます。
最近の調子から鞠、柏、意外なところで千葉辺りは抜け出しそうな気がします。
つまり残りは京都、新潟、緑、大宮、磐田。
磐田以外はJ2を知っているというのがいやらしいところですね。


で、J2の下に目を向けると、もっとアツいカテゴリーが。それはJFL
現在Honda FCが4試合残してあと1試合で優勝を決める状況。4位以上は決定しているので、2位栃木SC、3位ファジアーノ岡山、4位カターレ富山、5位ガイナーレ鳥取の4チーム同時入会というのは可能性がなくなりましたが、3チーム同時昇格というのは十分あり得る状況です。5位まで勝ち点差4の争いですから、まだどこが脱落するのか分からない状況です。
この3チームがすべて入会を認められると、来年のJ2は18チーム3クール制つまり51試合制での試合になるわけですね。ダイハードです*1
それにしてもさすがJFLの門番・Honda FC


さらに下のカテゴリーからJFLを伺うチームも、地域リーグ決勝大会を戦うことになります。
11/22から3日間で3試合という予選リーグ、さらに翌週も3日間で3試合という試合を戦い上位2チームがJFLに自動昇格ですが、上記のJリーグ入会とも絡んで、3位以下のチームの動向もまだ不透明ですね。
ちなみに、この地域リーグ決勝大会の出場チームは、

各組1位のみが決勝リーグへ進出です。長野から2チーム出てたり、横浜FC天皇杯で苦しめた沖縄かりゆしが出てたりとこちらも注目です。

*1:Jは18チームまでは3回戦で行くと報告書をまとめていますね