高木琢也、東京ヴェルディの監督就任。

2006年の第2節足達勇輔監督に代わって指揮を執り、見事に横浜FCを昇格へ導いた高木琢也
47試合で26勝15分6敗で優勝を決め、連続無失点記録も樹立してのまさにハマナチオを構築しての守備でつかんだJ1でした。

2007年J1での闘いは苦闘を極め、惜しくも22節途中解任の憂き目にあいました。
3勝2分17敗。守りのサッカーからアクションサッカーへの脱却を掲げ、前線の軸として期待した久保、奥が故障で満足に戦えない状況での奮闘ぶりは、サポーターの支持も集め、高木監督をサポートできなかったフロントへの批判が多く、高木監督本人については同情も多く集まりました。
結局その年横浜FCはあえなく史上最速でJ2への降格を決めましたが、高木さんは翌年東京ヴェルディのコーチとしてJ1にとどまりました。

そして来年、横浜とともに昇格を争う東京ヴェルディの監督として表舞台に帰ってきました。
守備のブロックを固め、素早いカウンターからの着実な得点を奪ってくるサッカーはJ2では驚異になると思います。
噂では、ウチで契約非更新になったタッキーを獲得するとかしないとか。
1年間のコーチ生活でヴェルディの選手からの信頼も絶大な高木さん。

ウチが監督としてオシムさんに続いて声をかけたという反町要する湘南と合わせて*1、来年同じ土俵で戦うJ2は熾烈なものになりそうです。
ところで、補強の話はまだですか?

*1:そのあと関塚さんにも声をかけたらしいですね