2008年の10枚
恒例「今年の〜」。まずは今年の10枚!
2008年に購入したCDからベスト10を選定いたしました。
最近はCDを買うペースも遅くなってるのですが、それでもちょっと迷いましたね。
1. Complete Blue Note Recordings:Sonny Rollins
今年は5月の来日に合わせてソニー・ロリンズの旧譜をたくさん買いました。これとリバーサイド、コンテンポラリー時代のコンプリート盤はいつでもマガジンの中に入ってましたね。30も後半に来て、分かりやすいアドリブの神、ソニー・ロリンズのすばらしさを再認識した年でした。
2. STARTING OVER:エレファントカシマシ
シングル「笑顔の未来へ」みたいな明るいのもよかったですが、「こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい」、「リッスントゥザミュージック」、「翳りゆく部屋」などのスローテンポな曲が珠玉の出来でした。
アルバムトータルで聴いてよさが染み出してくる名作です。
3. You Cross My Path:The Charlatans
全曲無料ダウンロードでリリースされた10枚目のアルバム。
ここのところ鮮明だったブラックミュージックへの回帰を今回はあえて封印し、正調ブリットポップの王道を追及した今作。
oasisがサイケに傾倒してパワーを失う中、UK最強バンドの座はもはやシャーラタンズのものではないかと思うんですが…。ロブがいなくってもこのオルガンのかっこよさはどうなのさ。
4. COVER GIRL 2:つじあやの
年末のライブも記憶に新しいあやのちゃんのカバーソング集。
m-flo、聖子ちゃん、坂本龍一、ピンクレディー、大滝詠一、ユーミン、嵐と選曲も個性的で意表をつくものもあり、アレンジもアッと思わせるものが多く、たのしいアルバムです。
5. Rise and Fall, Rage and Grace:The Offspring
こちらも久々のアルバムリリース。しかしパワーは相変わらずで、軽快なパンクロックを聴かせてくれます。
6. the brilliant green complete singls collection’97-’08:the brilliant green
ベストはずるい。とも思えますが、出されてしまったら選ばざるを得ません。
やはりシングルをまとめて聴いてもブリグリはよいですね。
トミーで暇つぶしせずにブリグリでアルバムを出してください。
7. Sean Kingston:Sean Kingston
昨年のアルバムなんですが、今年突如として僕の中でブレークしました。
「Beautiful Girl」はたどたどしい英語で名曲をサンプリングして、ダーツバーでは昨年秋からバリバリかかってましたね。それ以外の曲もいいですよ。
ラップ、レゲエ系は正直苦手なのですが、彼は別です。
8. 虎の穴2:GO!GO!7188
カバーソング集としてはつじあやのと2枚ランクインです。1作目のペッパー警部、ひと夏の経験というあまりにもあまりなすばらしいカバーを思うと、すこしパワーダウンは否めませんが、それでも「Detroit Rock City」風の「飾りじゃないのよ涙は」なんてすばらしかったですよ。
9. Nature Spirit:押尾コータロー
相変わらず力の抜けたスゴ技ギターを聴かせてくれました。
今年は彼のライブに行けなかったのが心残りですね。
10. It Is Time For A Love Revolution:Lenny Kravitz
9月、11月のライブどたキャンにははっきり言って怒り心頭なわけですが、やはり曲は文句なし。すばらしいです。だからこそ、きちんと来日してライブパフォーマンスを見せて欲しいですね。
ちなみに、今年のリリース作品では、オアシス、プライマル・スクリーム、ベックってところが選外になってます。