J2第18節 対愛媛FC戦@ニンスタ

横浜FCは第2クール緒戦をアウェイで愛媛FCと戦い、3-0で今季最多得点、最多得点差で勝利。
軌跡に向けて幸先良いリスタートを切りました。

愛媛 0(0-1)3 横浜FC

  • 16:04キックオフ ニンジニアスタジアム 入場者数:5,845人
  • 得点
    • 横浜 西田(9分)、池元(51分)、御給(87分)
  • 警告
    • 愛媛 内村(63分、85分)
    • 横浜 八田(35分)
  • 退場
    • 内村(85分2警告)
  • 出場選手
    • 愛媛 GK山本、DF関根、柴小屋、金守、松下(70分 田森)、MF赤井、青野、大山(83分 千島)、横谷、内村(85分 退場)、FWジョジマール(70分 田中)。 <控え>GK兼田、DF吉川
    • 横浜 GK大久保、DF田中、八田、早川、吉田、MF八角(83分 御給)、鄭、小野(67分 須藤)、片山、FW池元(81分 久富)、西田。 <サブ>GK小山、DF吉本

相手の愛媛は開幕以来の3連勝、しかもこの2試合は仙台、鳥栖という昇格候補を撃破してきただけに、4月19日第9節アウェイ水戸戦以来勝ちのない横浜には戦前から、どのメディアのプレビューも「勝ち目なし」、「愛媛に恐れるものはない」という書きぶりでした。

しかし結果は3-0。
3得点は今季初、2点以上を取ったのは第3節草津戦(●2-3)以来。
剛は開幕以来の2得点目、イケも2得点目、59は今シーズン初ゴール。
シュート数でも相手を8-15と凌駕したこの試合でしたが何より大きいのはここまで苦しんできたFWが点を取ってくれたこと。

そして、DF戸川キャプテンを仙台戦の頬骨陥没骨折で失い、中盤の要であるアツも欠場、さらに前線の核のなんちゃんまでも怪我という各ポジションの中心選手を故障で欠く中での快勝なだけに意味合いも大きいと思います。

また久富は練習でのプレーが評価されてプロ初出場、さらにその試合でいきなりアシストを決めてしまうという。
時間帯、プレースタイルともプロ同期の山田直のチリ戦でのアシストを髣髴とさせるプレーでしたね。非凡なものを感じました。

やり方が変わったわけではないし、問題点が解消されたわけでもありませんが、好調の相手に3-0で勝てたのは、自分たちのやり方が間違ってなかったわけですから、ホームでも変なプレッシャーを感じずにプレーしてくれたらきっと勝てます。


さて、試合はダイジェストでしか見ていないのです。
9分の先制点は、左からの吉田のアーリークロスに、2人のDFを前に剛が打点の高いヘディングシュートを決めたもの。
さらに前半ロスタイムには右クロスからイケの落としを片山がミドルシュートもポストを叩き、前半は1-0で折り返し。

後半6分DFラインの横パスの乱れをすばやくインターセプトして片山が単身持ち込んでGKと1対1もGKシュートは正面。

中押しの2点目は10分、直前のFKの混戦からのヤツのボレーはDFに跳ね返されるも、そのカウンターを中盤で八角がパスカットして中八角、右剛、左イケという3対2の数的優位を作り、中央で八角がためてから左のイケへパス。イケがテクニカルなドリブルで中へ切り込んでDFをかわして狭いところからナイスシュート。

その後ジョジマールに変わって入った田中に前線でリズムを作られたようですが、中盤戦の猛攻はヤツ、大久保が体を張って防いでましたね。
85分には愛媛で最も警戒していた内村が2警告で退場すると横浜の選手交代がバッチリはまります。
87分途中交代でプロ初出場の久富のタメの聞いたポストプレー、中から右のこれも途中出場の御給へすばらしいパス。
これを御給が打ち急がずにGKをかわしてからシュートして勝負アリの3点目。


次節、福岡戦も難しい相手です。
しかし普通にやれば昨日のような試合は出来るはずです。
気負わずに、三ツ沢で勝ってもらいましょう。

心配なのは、八角とトモキチの怪我の具合ですね。