ついにこの日が…

軽くリリースされていますが、結構大きなニュースがオフィシャルサイトにアップされています。

株式会社横浜フリエスポーツクラブ増資について 2009/07/30

横浜フリエスポーツクラブでは、この度2009年4月24日(金)第11期定時株主総会にて承認されました増資(第三者割当による新株式発行)につきまして、弊社取締役会決議により、2009年7月21日(火)に下記のとおり実行されましたので、お知らせいたします。

■増資概要:

  • 1.株式の発行数:普通株式5,990株/普通株式10,590株
    • ※新株の発行数 普通株式4,600株
    • ※【増資前】/【増資後】
    • ※種類株式については変更無し
  • 2.新株式の発行価格: 1株につき 50,000円
  • 3.資本金: 2億2,864万円/3億4,364万円
  • 4.資本準備金: −/1億1,500万円
  • 5.新株式払込期日: 平成21年7月21日
  • 6.普通株主数:  36名/36名
  • 7.新株式の割当先: 株式会社フィートエンターテイメント

■増資後の主要出資構成(普通株式):

今までフィートエンターテイメント、小野寺社長のオーナー会社の出資比率はまかりなりにも50%丁度に押さえてきました。
それを今回の増資でフィートの出資比率は、2/3(66.7%)を越える71.7%にもなりました。
これは大変なことですし、なぜこの増資が行われたのか、という疑問も自分の頭の中に渦巻いています。

というのは、株主総会での大半の議決では、過半数の賛成があれば決議されるのですが、例外として、合併の承認などのための特別の議決においては3分の2以上の賛成があれば決議されるのです。

つまり、横浜FCは今まで、まかりなりにも企業の経営に左右されない「市民クラブ」としてのスタンスをかろうじて保ってきたのですが、これでフィートエンターテイメント、ひいてはレオックの「子会社」というスタンスを通り越して、小野寺社長の胸先三寸で1998.10.29を繰り返すことが可能になってしまったわけです。つまり今まであくまでも「実質的」オーナーであった小野寺社長は、これではれて名実ともにクラブを好き勝手出来るオーナーの座に座ったわけです。


なぜこのようなことが、クラブメンバーやサポーターに対して全く説明されることなく決められてしまったのでしょう?
それともクラブメンバーミーティングではこの旨の説明をすでに受けていたのでしょうか?
増資が必要なのであれば、小野寺社長:奥寺&持株会の比率を50%に保った上で増資が出来なかったのか、非常に疑問に思います。

その疑問は疑心暗鬼を呼びます。
小野寺社長は、横浜をどうしようとしているのでしょうか?
オーナーとして横浜の生殺与奪を得た今、それを説明する責任が小野寺社長にはあると、強く思います。