J2第17節 対千葉@ニッパツ三ツ沢

横浜FCはホーム三ツ沢に首位・千葉を迎え、互角以上の戦いを見せましたが、ミスから失点。しかし終盤にカイオのゴールで同点に追いつき、首位相手に勝ち点1を得ました。

横浜FC 1(0-0) 千葉

  • 得点
  • 警告
  • 出場選手
    • 横浜 GK関、DF柳沢(81分 八角)、朴、中野、野崎、MF藤田優、寺田、佐藤、藤田祥(90分 難波)、MFカイオ、三浦(64分 西田)。 [サブ]GKシュナイダー、DF飯尾、宮崎、森本
    • 千葉 GK岡村、DF竹内、ミリガン、山口、青木良、MFゲッセル、伊藤(90+1分 林)、佐藤、米倉、FWオーロイ、深井。 [サブ]GK櫛野、DF福元、茶野、MF村井、FW林、青木孝、久保

梅雨の中休みの日曜日。
三ツ沢はアウェイバックスタンドが真っ黄色。アウェイ席は完売だそうで、バクスタアウェイよりも黄色が半分、メインにも結構な千葉サポさんが訪れてくれました。
観客数は7,012人。

ウチの布陣はカイオとカズの2トップ。
千葉はオーロイをトップに据えて左に深井、右にゲッセル、中央に工藤という布陣。
序盤はオーロイの高さを警戒してマンマークで付くDFラインにミスが続出してかなり不安定な展開でしたが、徐々に横浜もペースを握ります。中盤センターでは短いつなぎに特化して、千葉が中央でゲームを作ろうとすれば優人、チン、そしてカズがしっかり寄せて相手ボランチにゲームを作らせません。


8分の謙介へのスルーパス、13分祥史への左クロス、14分祥史へのヤナギからの右クロス、さらに16分の謙介の惜しいミドルとチャンスを作ります。
千葉は前半徹底的にオーロイをデコイに使っていました。クロスはオーロイのいないサイドへ、CKやFKでもオーロイには必ず2枚のマークが付くのでそのマークの合わないところへ。
しかし、セットプレーでは全員が戻り、しっかりマークをはずさなかった結果、ミリガンのロングスローや、深井のCKでもチャンスは作らせませんでした。


40分の千葉最大の決定機、伊藤のシュートも関がファインセーブで防ぎます。
前半はスコアレスで終えるという、首位相手に上々のできでした。


主審の野田さん、大変フェアなジャッジだったと思います。
試合の流れもあまり切らなかったし、主審の存在が目立たない試合でしたね。


さて後半は、序盤前線での活発なパス交換からシュートを放つなど、良い展開で入ったものの、徐々に千葉に攻め込まれる場面が多くなります。
14分にオーロイをおとりに使って左から危ないシュートを放たれると、16分警戒していた深井の左突破でDFラインの裏を取られると中のオーロイに足で決められてしまいます。
手痛いミスからの失点となりました。


以前ならこれで終わりか…と思わせる展開ですが、19分にカズに代わり剛がトップに入り、前線での起点が2箇所となることとなり、前線でボールを保持する時間も出来てきました。
さらに36分に疲れの見えてきたヤナギに代わりハチがボランチに入り、優人が右SBに入ると中盤も制圧。


そして40分、優人から謙介への絶好のクロスシュートはバーをたたきます。
しかし流れから混戦の中、最後はカイオが押し込んで同点に追いつきます。
最後は祥史に代えてなんちゃんを入れて、ロスタイム3分での勝ち越しを狙いますが、かなわずそのままタイムアップとなりました。

バーをたたいたシュートはそのほかにも2〜3本はあり、運さえあればウチが買っていてもおかしくない試合だったと思います。
首位に引き分けたものの内容的には勝ちがほしかった。
そんな、シーズン序盤には思うことも出来ないことを思った試合後でした。

オーロイは大きいだけって言う印象でしたが、そう思わせたうちのDF陣をほめたいですね。
特にテホンは対人では高さで負けたモノのフィジカルのうまさで得点時以外はオーロイに仕事をさせなかったと思います。
また、謙介も右サイドでの攻撃とともに守備時にも身体を張ったDFで得点の芽を摘んでいたと思います。

関 6.0
柳沢 6.0
朴 6.5
中野 5.5
野崎 6.0
寺田 6.0
藤田 6.0
佐藤 6.5
藤田 5.5
三浦 6.0
カイオ 6.5
西田 6.0
八角 6.0
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