J2第9節 対京都サンガ@ニッパツ三ツ沢

横浜、今シーズン初勝利。
山口監督初勝利です。

永井、うっちー、野崎と言った攻撃のアクセントとなる選手を欠き、高地を左サイドに配し、田原、ジャンボのツインタワーで臨んだ横浜FC
個人技、スピードで上回る京都の攻撃を身体を張って止めてからの素早い攻撃で何度かシュートも放ちます。


そして31分、センターライン近辺からの高地の縦ポンぎりぎりのアーリークロスをついていたDF2人をうまくかわしたジャンボが流し込んで先制。
その後の京都の猛攻もシュナイダーの久々ながら気合の入ったプレーでストップします。
シュナイダーが弾いたボールに詰められたときはヤラれたかと思いましたが、ここはスンジンがしっかりとクリアしました。
とにかく前半はシュナイダー、スンジン、ハチを中心に守備陣の集中力がかなり高かったです。

後半も受けに回らずしっかり守備ラインからのビルドアップからゲームを作る横浜。
4分、高地のFKを田原がすらしたボールがそのままゴールイン。ジャンボのシューズがあたったかのようにも思いますが、京都相手に2点をリードする結果に。
この直後の7分コンディションの影響からかハチに代えて謙介を投入。
謙介はバーサタイルに動ける選手なので、中里をアンカーに謙介を比較的自由に使う形を取ります。
そしてシュナイダーはゴールマウス守るスキルだけではなく、声掛けを含めてチームを鼓舞。
ケンタローに足りないもの、今までのチームにたりなかったものを教えてくれたようです。

京都も矢継ぎ早に選手交代で前がかりに入ってきますが、DFライン、そして中里、謙介が踏ん張ります。
これに応えるように高地が今シーズンの中では一番の出来。
攻守に踏ん張り、迷子になることなくしっかりとチームの中心としてゲームを作ってくれました。


さらに田原に代えて堀之内を投入3バックに代えて、最後には高地に変えてカズを入れて必死に守りきった横浜。

最後の最後ロスタイム5分に原に余計な1点を取られはしましたが、まずは今シーズン初勝利をこれ以上ない形で実現。
これを反攻のきっかけにしましょう。
シュナイダーみたいなGKがいて、高地がこの出来で、うっちー、野崎、永井が戻ってくれば、もっともっといいチームになりますよ。