グランフォンド八ヶ岳完走


出走7:27、ゴール時の時計17:07。
9時間40分。
グランフォンド八ヶ岳、公表データ走行距離116.9km、獲得標高2,360m。
RunkeeperでのGPSログでは走行距離117.86km、獲得標高3,206m。


一昨日9時にレンタカーを借り出した我々は10:00に吉祥寺を出発。
行楽渋滞で早くも高尾から始まった渋滞は、なんと上野原〜大月間でトラックを横転させ積載物のLP瓦斯を爆発炎上させた馬鹿者がいた影響で下道にも影響を及ぼし、できるだけ裏道を使って大月までエスケープしても前夜祭開催地、そして翌日のスタート/ゴール地点となる清里の森に到着したのは16:00。猿橋甲州街道からあんなに至近だとは職員ながら知らなかった。恥ずかしい。


取り急ぎ、ちょうど始まったfunride.jpホソヌマ編集長による抽選会を小耳に挟みながら、PINARELLOのブース、OGK、オーストリッチ、カンパニョロ、インタマなどのブースを回り、今中社長と2ショット写真など。


妻がDOGMA 65.1 Think2を、僕は比較用にボリュームゾーンであるFP QUATTROを借り出す。
妻曰く「軽さと剛性を突き詰めて、華奢な印象さえ感じさせたフレーム」でありながら、いかなる段差も「ヌメリ」と乗り越えるカンファタブルな乗り心地はまさに自転車界のメルセデス・ベンツ
シーパーレコードEPSはフロント変速時のストレスフリーがすごい。
リアの一気変速については「ふーん」位なイメージだけれども小柄なレバーの操作性とともに女性が一度使ったらやめられない気持ちもよく分かるものでした。


比較対象のQUATTROがとにかくカチンカチンカーボンだっただけに、余計にDOGMAの突出ぶりが目立った試乗でした。
結論「ピナレロはDOGMA以外はスルーでOK」


参加賞にELITEの750mlのボトル(夏時は重宝しますね。「赤でなければ!!」)、そしてフィジークのシートポストキャップ(これはチネリにぼくが乗るときに役に立ちますね。固定力がしっかりしてるので妻のシートポスト位置をしっかりメモリーしてくれます)、ウェア類はちょうどいいのがなくて結局何も買わず、宿泊先のペンション・グランデールへ。
2組グランフォンド出場組みがいらっしゃいました。
犬と一緒に泊まれるペンション。
次からは多分別の宿でw。


翌朝は5時に起床して用意していただいたサンドイッチなど頂いて6時にスタート地点へ。
Shimanoブースで変速の微調整をしてもらい、スタート時間を待ちます。7:00の気温は9度。

さすがにウィンドブレーカーがないと厳しい温度。


温度についてはウィンドブレーカーを持つか持たないかほんとに迷う温度だと思いますが、来年は多分ポケッタブルなものを用意するかと。
ただしスタートしてまもなくから16時までは寒さはそれほど感じないだけに、どれだけコンパクトなウィンドブレーカーを装備できるかがカギかな?


コースはログでは分かりにくいけれどもスタートの清里の森から小海線の南側を、小淵沢七里岩ラインまで行って別ルートを甲斐大泉まで戻り、そこから須玉ICの辺りまでほぼ下る前半50km。
そして観音寺の激坂を含む83kmまでの上りで心を砕かれ、ラスト4kmの上りがそのメンタルにとどめを刺すコース設定。


スタートから調子こいて踏みまくってた人、83kmから小淵沢までの極楽下りを踏みまくった人は後半死んでるパターンですね。


コースプロファイルにASと上り下りの変化点のkpと標高を書き入れてトップチューブに貼り付けて7:26スタート。

白馬80kmや江ノ島140kmの実績から、普通に妻が走れれば7時間30分で走れるコース、ただし大落車での足の怪我もあり、10時間を切るのがまずは目的というイメージでスタート。
下りはフリーで、上りは休み休み7〜10kmというのは予想通りでしたが、インターメディエイトの平地を25km/h巡航できなかったのは大きなタイムロスになりました。

エイドは第2のおそば、レタスサラダはスルーしましたが

第3エイドのりんご



第4エイドのとうもろこしと菓子パン



第6エイドのソフトクリーム
などいただきまくって、完全に消費カロリーよりも摂取量のほうが…。どんどんお腹まわりが膨らんでいくのがよくわかりますね。油断した感じでorzです。


ま、例年の噂の「遅い人には何も残っていない」という惨状は運営の努力により回避された模様。

妻は疲労困憊だったようですが、自分はのんびりと風景を満喫しながら走れて楽しいサイクリングでした。
上り坂は長いですが、マイペースで上ればひーひーするような坂ではないですしね。
イメージで八ヶ岳は厳しいと思われがちですが、メディオでなくてグランフォンドでも普通の脚を持ってる方なら楽しめるかな、と思います。


ぼくは、上りでは妻のガイド&ヘルプ役。下りではその任務を解放されてダウンヒルを楽しむ、飼い犬状態w。
50〜65km/hの快速ダウンヒルを10回ほども楽しませてもらいました。
やっぱ下り大好き。踏み込み過ぎ(ダウンヒルは逆足の踏み込みとニュートラルのキープがカギ、結構踏み込み脚が披露します)で今でも足指が痛いです。



GURUPETTOを引いているのは我妻