スパ吉のパスタ

夕食に食べた、ハーモニカ横丁朝日小路の「スパ吉」
評判の割にはまずかったです。幼少のみぎりの母親のスパゲティを思い出しました。悪い意味で。
リングイネ風の自家製麺がウリで、吉祥寺通を自称する人たちの評判も高い店で、並ばなくても食べられるので試しに入ってみました。
ハーモニカ横丁に入っているVICグループのお店とかって、自分たちってオシャレって必死に主張している感じがして、あまり好きではないのです。

チキンとエリンギのトマトクリーム、スモークサーモンとベビーリーフのペペロンチーノを頼みました。
ソースはどちらもとても美味しい。特にペペロンチーノはオリーブオイルのベタベタも抑えられていて、塩味も控え目。かなり高レベル。


しかしパスタが…。
乾麺ではなく、自家製麺の生麺なのでアルデンテが存在しないのはわかったんですが、それにしても絶妙にのびてるし、かといってリングイネの特徴であるプリッとしたヌードル感も特に感じません。よっぽどしっかりゆでないとあのデロデロした食感は出せないと思いました。
もともとリングイネはトマトクリームみたいな濃厚なソースにはあってもペペロンチーノみたいなベーシックなソースは合わないんですよね。
スパゲティ屋さんを名乗るなら、ソースにパスタを合わせるくらい基本中の基本のはずと思います。というわけで、世間の評判なんてあてにならないな、と再認識。ソースがいいだけにもったいないです。


吉祥寺でパスタを食べたければ、
キャンティセッテの方が10倍旨く、
エフエフのあるでん亭の方が5倍旨く、
さらに言えばDONAの方が倍くらいうまいです。

がっかりしました。てか、やっぱりハモニカに入っている飲食店はだめだ。