ニセコツアー4日!
1月末から3泊4日で5年ぶりにニセコに行って参りました。
直前まで気管支炎をこじらせていたのですが、出発までに気合いで治して滑ってきましたよ。
1/31は、吉祥寺からリムジンバスで羽田に乗り付け、9:05にJALで新千歳空港へ。お土産などを下見、KITAKAのかわいさにホレボレして、おもわず妻は購入してましたね。
それから10:50のリゾートライナーでニセコへ。
途中休憩地の美笛のきのこ王国で鮭いくら丼を買って車内でランチをとり、宿泊するニセコヒルトンへは13:55に到着し、14:30くらいから滑り始めました。
薄曇りで雪がちらついていましたが、夕方が近づくにつれ天気が良くなってきて、日没前には羊蹄山も山頂が顔を出してくれました。
この日はゴンドラとシングルリフトでニセコビレッジのトップに上りトラバースしてひらふへ。
ビレッジでは中国語、マレー語が飛び交い、ひらふに入ると今度はオージーの英語がブレンド、なんとも国際的なスキー場になったものです。
平日ということもあり、日本人の方が少ない位のイメージでした。
ひらふに入ってからは一気にHANAZONOのグルーミングバーンを大回りで滑りきり、パークへイン。
ベースに新しくできたレストハウス308で休憩。ここはほぼオージーばかり。
で、休憩後はリフトを乗り継いでHANAZONOのトップからニセコアルペン方面を目指してガッツリ滑り、さらにゴンドラ方面へ国体コースを滑ってひらふはここでおしまい。
シャトルバスでビレッジへ戻りました。
ビレッジでは、小規模ながら気持ちの良いバーンでのナイターを2時間ほど楽しんで上がりました。
ゲレンデは気温が高めだったのでニセコには珍しく若干の湿雪でした。
夕食はメインダイニングの羊蹄での和洋中のバイキングで中国の方が比較的多くざわざわした雰囲気でした。
2日目は8時起床でゆっくり目の動き出し。
朝食は2階のグリル・メルトでバイキング。
こちらは落ち着いた雰囲気で、おいしい牛乳をしっかり飲んで出発です。
初日と同じくゴンドラとシングルリフトでビレッジトップに上りひらふへトラバース。まずは友人の高梨穣さんが経営するtoyruへ、コーヒー豆のお土産を届けに行ったらまだ開いてなくて近くのエスプレッソバーでカプチーノを買って開店を待ちます。
高梨さんはいなかったので、奥さんと久々に話をしてコーヒー豆を渡してアルペン側を中心にのんびり滑ってホテルニセコアルペン1階のミルク工房でゆっくり休憩してからシャトルバスへビレッジへ戻り、この日もナイターを2時間ほど。
昨日より硬いバーンが多く、妻は苦労していたようですが、下に向かって滑るイメージをナイターで教え込みました。
3日目は強い風のため、ビレッジはゴンドラが運休。
予想済みだったので早々とシャトルの列に並んでひらふへ。
ひらふもセンター4の上は第6トリプルとHANAZONOへの連絡リフトしか動いていない状態だったので、風の影響の少ないHANAZONOへ。
パークで日本屈指のでかさのパイプに入ったり当て込んで遊んだりジビングしたり。3回ほどパークでスロープスタイルを楽しんで308でまったり休憩。
その後はストロベリーフィールドへ行ってみましたが、まだ雪が硬いままでパウダーの楽しさは今回は味わえないこと確定。
硬い雪面でのツリーランという貴重な体験をしてから、ハイクアップを経てひらふに戻り、またしてもミルク工房で休憩。おいしいジェラートとプリンを楽しみました。
風が強いこともあり、ナイターは滑らずに、19:00にメルトでバイキングを楽しみました。
4日目は風速10mを超える暴風雪。
ニセコでこの天候で楽しめるわけがないので、11時のチェックアウトまで部屋でのんびりして、バス出発までの2時間はラウンジでネットを見ながらゆったり。
地吹雪の中をあり得ない速度で進むバスに揺られて新千歳に定刻でついてからは、お土産を買いながら、北海道ラーメン道場で函館の「あじさい」の塩ラーメンを。
…楽しみにしていただけにあのあっさりしすぎ具合はがっかりしました。
お土産の中ではスナッフルスのチーズオムレットが秀逸でした。
今回5年ぶりにニセコに行き、その変貌ぶりには前回訪れたとき異常に驚きました。
旧東急側だけだった外国人対象のコンドーやモテルがアルペン側の十字路の部分まで続き、古くからの民宿はすべて姿を消していました。
客層はオージー4:中国人2:日本人3:マレー人1くらいの感じでした。
そして驚いたのは飲食のインフレっぷり。
最近の志賀とか白馬の値段になれていた身にとって、ランチで最低1500円、生ビールが700〜900円というのはちょっとぼってると言って良いお値段でした。
ひらふのメインエリアからはニセコスコットと、高原ホテルが姿を消して、ニセコホテルアルペンだけが適正価格での商売をしている感じです。
2日半今までに体験したことのないハードパックなニセコを楽しみましたが、こういう商売をしていたら、またHANAZONOの時みたいにバブルがはじけてしまうのではないか、と心配になってしまいます。
大好きなスキーエリアだからこそ、きちんとした商売をして、オージーと中国人、マレー人だけを向かない、日本人にも目を向けたスキーエリアを作って欲しいものです。