コーヒーの淹れ方(ネルドリップ編)

はてなかまのさふらこちゃんがコーヒーの淹れ方に興味を持ったみたいなので、今日はちょっとボク流のコーヒーの淹れ方を書いてみようかな?

コーヒーを常温に戻す

コーヒー豆は密封性のキャニスターに乾燥剤と一緒に入れて、冷凍庫に保存することをおすすめします。
コーヒーは脱臭剤になるくらいとても匂いを吸収しやすいモノなので冷蔵庫だといろんな匂いが移ってしまいます。
冷凍で豆のままなら3ヶ月くらいは美味しく飲めますよ。

お湯を沸かす

普通に飲む分よりも多めにお湯を沸かしましょう。
コーヒーサーバー、カップを温めるのに使います。

ネルの解凍

我が家のネルは冷凍保存してあります。
水に浸して冷蔵するよりも匂いやカビ等に対する危険性が少ないので。

で、お湯を沸かしながら水道のお湯などを流しながらネルを解凍します。

さらに解凍できたらしっかりとネルを絞って水を切ります。

絞ってもしばらくするとまた水が滴ってくる場合はキッチンタオルなどでしっかり水分をとってあげましょう。

サーバーを温める。

お湯が沸騰したら、まずはサーバーにお湯を注いでサーバーを温めておきます。
せっかく適温で淹れたコーヒーが冷たくならないようにね。

続けてお湯を抽出用のポットに注ぎます。蓋を開けて、豆を挽いている間にコーヒーを淹れるのに適した85〜90度のお湯になります。

豆を挽く

我が家のコーヒーミルは当然プジョーです。
中挽き〜あらびきを飲みたかったらプジョー一択です。中挽きより粗いので飲まないなら、中古のザッセンハウス(倒産前の)ですね。

ケイデンスは100rpmくらいwあまり早くてはいけませんし力を入れすぎると歯がきちんと豆を挽いてくれないので鼻歌を歌いながらのんびり挽きましょう。

ボクの好みは中挽きです。
で、さらに重要なのが次の工程。
マイクロパウダーセパレーターで雑味の原因になる微粉(細かすぎる粉)を取り除きます。シェカーの容量で3度くらい振れば十分です。

これ、ここで買えるみたいです→http://www.296.info/mps-50.html
前はamazonでも買えたんですが、家庭用ミルなら機械式でも手挽きでも必需品ですよ。
で、みづき珈琲のお豆さんはしっかりと日が通っているので渋皮は出ませんが、普通の豆はこの皮がシルバーダストという薄い透明な形で混じっていますので、これを息をフッと吹きかける要領で出来るだけ吹き飛ばしてあげましょう。これも雑味の原因になります。

コーヒーの抽出

さてコーヒーの抽出です。
その前にサーバに淹れていたお湯を今度はカップに入れて温めてあげましょう。

ネルは起毛部分を使う方が多いですが、ボクは詰まるのが嫌なので裏返しで使います。味は変わらないと思います。
詰まりにくいし、メンテも楽。

で、コーヒーの抽出は最初の3回が命と言っても過言ではありません。
最初はネルに染み出さないくらいのお湯を挿して、お豆さんをふっくらと膨らませます。
しばらくすると、膨らみきったお豆さんがふうっと一息つくので、そしたらもう一度さっきよりちょっと多めに。
焙煎するときの1はぜ、2はぜと一緒で2℃豆がしっかりとお湯を吸い込んでくれるようになってるんですね。

それからは、だいたいこれくらいの細さでお湯が落ちるくらいにお湯をざっと注ぎます。

あまり少量を細かく注ぎ続けると雑味も含めて落ちてしまうし、速すぎると薄味になっちゃいます。
これは経験で、イイカンジの抽出速度を見つけましょう。

で、定量が入ったら、くるっとサーバーをまわあして上げます。
ま、上下で濃淡はありませんがおまじないみたいなもんです。

完成

いただきます

後片付け

と、その前に

ネルからコーヒーを生ゴミとして捨てて水で軽くもみ洗いします。
軽く絞ってまた冷凍庫に入れて保存しましょう。

まろやかで美味しいコーヒーをいただけますよ。