青ペリスケと台湾製M800w
万年筆2本ほぼ同時購入しました。
Pelikan M205 Blue Demonstrater(鉄ペン先 中字幅)
TWSBI DIAMOND 580(鉄ペン先 中字幅)
ペリカンはいわゆる「ペリスケ」と呼ばれるスケルトンで万年筆の構造をデモンストレーションするためのペンということでデモンストレーターという名称がついています。
毎年新しい色が限定で(ちなみに今年は国内3000本)発表されていて今年はコニャックという琥珀色で金トリム。
Reformを買った時に吸入式(カートリッジではなく万年筆本体にインクを吸入する方式)に興味を持ち、吸入式といえばPelikan(ヲイ)、でもスーヴェレーンって俗っぽくて嫌だし高いしそこまで価値ないし(ヲイ)、と思ってではデモンストレーターは、と言えば、1.5万円以下で購入可能だけれども鉄ペン先、更に言えば、持ち重りが気持ちいいWATERMAN MTROPOLITAN DXの22gに対して14gは軽い。ちなみにM102のパチもんのReformは11gその他万年筆の重量は下記参照。
- PILOT KaKuno ブルー(鉄ペンF) 13g
- プラチナ萬年筆 スタンダードブラック(金ペンEF) 15g
- プラチナ萬年筆 シープブルー(金F) 19g
- プラチナ萬年筆 ショートツタ柄(金爪ニブF)…ビンテージデッドストック 12g
- Pelikano junior ターコイズ(鉄A) 19g
- PILOT KaKuno ソフトブルー(鉄M) 13g
- プラチナ萬年筆 Plaisir(鉄M) 18g
- Pelikano ブルー(鉄F) 17g
- WATERMAN METROPOLITAN DELUXE(鉄F) 22g
- Pelikano junior イエロー(鉄A)…妻からのプレゼント 19g
- Pelikan Style ブルー(鉄F) 18g
- J.HERBIN スケルトン(鉄M相当) 11g
- プラチナ萬年筆 #3776 Century シャルトルブルー(金M) 23g
- Kaweco Classic Sport White(鉄M)…妻とお揃いw 11g
- Pelikano junior ヴァイオレット(鉄A)…ほぼ日のプレゼント 19g
- Reform 1745(鉄F相当) 11g
- Kaweco SKYLINE Sport ミント(鉄M)…妻とお揃いw 11g
すでに17本持ってるのにまだほしいのか、という話しはおいといて。
やはり気持ちよく書くには20g前後の重さはほしい、M215は20gですがブルーラッカーはすでに生産中止で残ったモデルはおっさん臭いw
と物欲を解放して思い悩んでいた日曜日。
吉祥寺東急の文房具売場で見つけてしまった2009年の限定モデル。
M205の5は銀トリムの印、青いデモンストレーターで銀トリム。
しかも文字幅はほしいと思ってたM。
3日間は悩みました。
3日たっても欲しいと思ったから水曜日に購入。
最初はツルニチソウを入れてみましたがしっくりこないので、ペリカンBBにしてみました。インク色についてはペンディングです。
外箱、でかいな。さすがにstyleまでのPelikanとは大違いだ。同じ鉄ペンなのに。
ここまでインクがしっかり見えると安心できますね。ボディが青いのでインク色自体は楽しむことはできません。
さすがにstyleまでの鉄ペン先とはつくりが違いのは僕にも分かります。うん。ペリカン、かわいい。
天冠のペリカンもくっきりと
クリップがペリカンなのも初めてw
で悩んでいる間に勢いでポチってしまったのが、「趣味の文具箱 VOL.30」で紹介されていたM800と同じ機構を持った(というかほぼM800のコピー)であるTWSBIという台湾のメーカーのDIAMOND 580というスケルトンモデル。
こちらはノンポストですが、M800と同じ大きさということでニブも大きくて柔らかいので、コレくらいの重さがちょうどいい。
むしろポストすると31gで重すぎる。こちらにツルニチソウを入れてみましたが、これはすごく相性がいい。
約6500円の値段で割り切りのいいパッケージングwボール紙製。エンブレムはなんだか家紋っぽいですね。
ケースの裏には、機構部の分解に使える工具とグリース、これらはスーヴェレーンでも使えます。僕が使うことはないでしょうw
説明書は英語と中国語さすが繁字体の国、感じは旧字体のまま。また英語が分かれば困りません。
使用時の状態ですね。ポストはしたいのだけれどなんかないだろうか、ペリカーノジュニアのとか合わないか?
フルスケルトンでダイヤモンド加工のためインクがとても映えます。
大振りなニブなのでスチールですがとても柔らかいです。Kawecoと張りますね。
字幅。どちらも同じ感じですが、ペリスケの方がコントローラブルで、ダイヤモンドのほうは何も考えずに国内B幅相当をバリバリ書けます。どちらも好みです。
ちなみにTWSBIはペンの作成でユーザーの意見を聞いたりして、よいものを作り出そうという気風にあふれた会社のようです。
日本のメーカーは自転車屋のような悲惨な末路をたどらないように頑張ってほしいですね。特にプラチナw
ということで19本の万年筆。実働は13本(会社に2本常備)ですがいろいろ使い分けて楽しみます。